古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

日本怪魚伝     柴田哲孝

2016-07-06 08:05:32 | 小説の紹介
角川文庫。



怪魚について書かれた12章からなる


小説です。その中から、僕の好きだ


った綱嗣の鐘、を紹します。


奥多摩湖のほとりで、80過ぎのじいさん



が、清の鐘を持って現れる。このダムは



河内ダムと言って一つの村が沈んでいる



。その村の庄屋の池の四尺の鯉がその昔



元服の時、召されようとして、この鐘で


その鯉は覚醒して逃げた。また鯉は戻っ


てきた、と言って鐘を鳴らすと湖の底か



ら大人くらいある鯉が一瞬、麩を食いに


上がってきたといふ。というような話し


です。話しを端折り過ぎて、分かりずら



いかもわからないけれど、そんな話しで


す。興味のある方は読んでみてください


な。
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