古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

族長の秋  ガルシア・マルケス

2016-07-29 04:08:06 | 小説の紹介
集英社。


めくるめくような文學世界にはじめ僕は


戸惑ってしまった。言語体系が違うので


はと思ったのだ。ファシストを扱った話


であると思うのだが……。その頭の中に渦


巻いてしまうような文体に気圧され乍らも


読み進めてゆくと、最後にはすっかりその



文学のとりことなってしまってゐる自分が


いた。暑いのも気にせず読んでいた。そこ


には確かに魅力にあふれたマルケス文学が


リンと存在していた。
コメント
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