講談社 2012年
21才の時に、「劇団 本谷有希子」を旗揚げって、21才? と
思い、TVなどにも出ているようだし、ミーハー気分で読んでみた。
帯には、「傑作である」とある。内容は誇大妄想とかをテーマに
していると言っていいか、イメージの飛躍があって、良いのでは
ないか、と思ったが、本谷女史はアウトサイダーなのだろうか。
まあ、アウトサイダーでもなければ、劇団なんて立ち上げないよな。
どの作品もイメージとして頭に残るものばかりだが、特にイメージして
形にしてみておもしろくなったのが、「人間袋とじ」だろう。
足の指をくっつけてみて、恋人にしもやけみたいのを剥がさせる。
その恐怖……中に宇宙人でも入っていて食べられちゃうんじゃないか、
と思わせる妙技。イメージを膨らませる、とはこのことだろう。
この人のイメージに終わりはないのだろう。
21才の時に、「劇団 本谷有希子」を旗揚げって、21才? と
思い、TVなどにも出ているようだし、ミーハー気分で読んでみた。
帯には、「傑作である」とある。内容は誇大妄想とかをテーマに
していると言っていいか、イメージの飛躍があって、良いのでは
ないか、と思ったが、本谷女史はアウトサイダーなのだろうか。
まあ、アウトサイダーでもなければ、劇団なんて立ち上げないよな。
どの作品もイメージとして頭に残るものばかりだが、特にイメージして
形にしてみておもしろくなったのが、「人間袋とじ」だろう。
足の指をくっつけてみて、恋人にしもやけみたいのを剥がさせる。
その恐怖……中に宇宙人でも入っていて食べられちゃうんじゃないか、
と思わせる妙技。イメージを膨らませる、とはこのことだろう。
この人のイメージに終わりはないのだろう。