古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

ギョーザのような月がでた    椎名誠

2019-07-05 11:51:49 | 本の紹介
文春文庫       1996~97年


読後の感想がなにかないか心を攫ってみるが特になにも


なかった。これが昭和軽薄体というものか、と感心した。


ホントになにも残らない文章というのもスゴいものだよ、


と思う。


ただ、母上の死んだ夢を見て、その何時間後にホントーに


死んでしまった、というはなしは僕の心にいつまでも残った。


うーん、椎名さんの作品、かっこいいのか、かっこ悪いのか、


がよくわからないのだ。けど、なんか読んじゃう、とりあえず、


手に入るだけ手に入れて読んでみるベ…………合掌。

 
                     (鶴岡 卓哉)

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