古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

幇間     谷崎潤一郎

2023-05-06 17:54:51 | 小説の紹介
この幇間(ほうかん)、とはいわゆる太鼓持ちの

プロというものだろう、と思う。

落語でもこの幇間のネタはあったと思う。ここで、

催眠術がでてくるのだが、おそらく、この頃、

催眠術というのは最先端の遊びだったんじゃあな

いか。

この前、TVで、催眠術をやっていて、外人で

通訳の言っていることに反応して、ヘビがキライだと

いうヘビを触ったり、犬になってワンワン吠えていたが

バカじゃなかろうか、通訳の言っていることに反応

してどうするのだ。なんの意味もない、だから、今の

時代タレント言われる人たちこそ幇間なんじゃない

かと思う。

 (読了日 2023年4・17(月)22:35)
                 (鶴岡 卓哉)

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