
もう2ヶ月たっちゃったんですねえ。

グインの2ヶ月って、ほんとに早いです。

さて、この本では、ミロク教の本拠地、ヤガの怖ろしい姿が浮かび上がってきますね。

これはもう、心悪しき教祖に狂信的な信者が集まって、なんていう生易しいものじゃない。

完璧、"魔"が取り付いています。
これはキタイの触手なんですね?

そのようです。もう人間にはどうにもできません。

この巻を読んで心許ないのは、グインがいないっていうことだよね。

そうなんですよ~。
スカールは確かに心強いのだけれど、こういう相手には歯が立たない。

グインがいれば、こんな相手でも安心なんだけれど・・・。

お国許、ケイロニアで大変なことになっているみたいだし・・・。

ヨナに、フロリーに、スーティ・・・、守るべきものは多いのに、なんてこちらは無力なんでしょう!

そこにようやく現れたのが、ブランでした。

そうそう、これで一応ヤガを目指していたメンバーは全て終結したのかな。

そのようです。しかし、一度追っ手を逃れたかに見えたヨナはつかまってしまうし、
フロリーもスーティと離れ離れになって敵の本拠地に・・・。

絶体絶命・・・最悪の状況ですね。

う~む、この状況をどうのりきるのか。

グイン無しで・・・。

まあ、最後の頼みの綱が現れたので大丈夫だとは思うのですが・・・。

スーティーはますます、頼もしい子になって行きます。

あ~、しかし、私たちは永遠にこの子の成長した姿を知ることができない、ということですよね・・・。

そ、そうですね。なんとも残念・・・。

成長したこの子が誰と結婚することになるのか・・・なんていうのが、楽しみでもあったんだけど。

それを言ったら成り行きを知りたい話はいくらでもあるよ。
グインの子供ってどんなのかとか。
マリウスはいつまでもさすらいの吟遊詩人なのか、とか。
いつか、ゴーラとケイロニアは戦火を交えるのだろうか。
リンダは誰かと結婚するのか。

そもそも、グインってナニモノ???

あと一巻残っていますが、何も語られることなく終わってしまうのでしょうね。

はやく130巻を見たいような、見たくないような・・・。
満足度★★★☆☆