世界にも自慢できる殺陣アクション
* * * * * * * * * *
待望の完結編。
前「京都大火編」で最後に登場した福山雅治さんは、
剣心のかつての師匠・比古清十郎でありました。
少年の日の剣心に剣の道を教えたのがこの人。
剣心はさらなる奥義を師匠に教えを請うのです。
この師弟の練習シーンもなかなかの見ものです。
予告編を見て、ウソ~、と思ったのは
剣心が警官に捕まり斬首されようとするシーン。
もちろん、こんなところで剣心が命を落としてはお話になりませんから、
絶対に助かるとは思うものの、全くハラハラさせられます。
これは志々雄真実の画策によるものですが、
その切り返しも鮮やか。
いよっ、江口洋介!!
そしていよいよクライマックスは船上での戦闘シーン。
かつて瀬田宗次郎との戦いに敗れ、自信喪失気味の剣心が、
また圧倒的な強さを取り戻す。
それは師匠に教えられた「生きる」ための剣を胸に秘めたからであります。
う~ん、ヒューマニズム!!
私、戦闘アクションものでも、たいていはそのアクションシーンで退屈してしまいます。
延々と繰り広げられるアクション・・・。
結局主人公が勝つのでしょうからさっさと片付けて、ストーリーを進行させてよ、
と思うのです。
でも本作の戦闘シーンは全然飽きない。
実際終盤はほとんどが戦闘アクションシーンなのですが。
まずそれぞれの闘いがあります。
闘いに挑んだのは剣心と相楽左之助、斎藤一、
そしてきっと来ると思っていたらやっぱり来た四乃森蒼紫。
瀬田宗次郎と剣心の因縁の闘い。
前より早くなったね・・・と宗次郎が驚く。
実際、見ていても何がなんだかよくわからないくらい
スピーディなアクションの連続ですが、
それがもう双方カッコイイ!!
結局4人が志々雄真実を取り囲むことになったのはちょっとズルいとは思いますが、
でも剣心の刀があんなふうというのをハンディということにしておきましょう。
実際一人では歯がたたないのか。
どんな怪物なんだ!!
これまでのチャンバラの常識をくつがえす、スピーディさ。
剣術のみならカンフーも入ってますよね。
志々雄の剣からは炎も飛び散る派手さがまたいい!!
アクション&アクション。
これはもう全世界の人にも自慢できるできなのではないかと思います。
逆刃刀を手に決して人を殺さない。
そして自分自身も決して死なない、待っている人のために死ねないという決意。
そういう剣心のバックボーンがあるからこそ、活きてくる様々なシーン。
・・・どれも思い出しただけでもニヤニヤしてしまうくらいかっこよかったのでした。
コミックが原作で、アイドル路線で・・・
ということで、本作を敬遠していた方、
実は私もそうだったんですが
本作は一見の価値ありです。
(でも、一作目からご覧下さいね)
この斬新なアクションは、今後の日本映画を変えると思います。
これで終わってしまうのが惜しい・・・。
そういえばあのあと、宗次郎さんはどうなったのかしらん・・・?
(ちょっと気になる神木隆之介くんファン。)
余談ですが、一応戦うための刀は持つけれども、決して人は殺さない。
…これは自衛隊か?とちらっと思ったりしました。
いや自衛隊の心意気がこうであって欲しいという私の願望かも知れませんが。
「るろうに剣心 伝説の最期編」
2014年/日本/135分
監督:大友啓史
原作:和月伸宏
出演:佐藤健、武井咲、青木崇高、蒼井優、福山雅治、江口洋介、伊勢谷友介、神木隆之介、藤原竜也
アクション度★★★★★
登場人物の魅力度★★★★★
満足度★★★★★
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待望の完結編。
前「京都大火編」で最後に登場した福山雅治さんは、
剣心のかつての師匠・比古清十郎でありました。
少年の日の剣心に剣の道を教えたのがこの人。
剣心はさらなる奥義を師匠に教えを請うのです。
この師弟の練習シーンもなかなかの見ものです。
予告編を見て、ウソ~、と思ったのは
剣心が警官に捕まり斬首されようとするシーン。
もちろん、こんなところで剣心が命を落としてはお話になりませんから、
絶対に助かるとは思うものの、全くハラハラさせられます。
これは志々雄真実の画策によるものですが、
その切り返しも鮮やか。
いよっ、江口洋介!!
そしていよいよクライマックスは船上での戦闘シーン。
かつて瀬田宗次郎との戦いに敗れ、自信喪失気味の剣心が、
また圧倒的な強さを取り戻す。
それは師匠に教えられた「生きる」ための剣を胸に秘めたからであります。
う~ん、ヒューマニズム!!
私、戦闘アクションものでも、たいていはそのアクションシーンで退屈してしまいます。
延々と繰り広げられるアクション・・・。
結局主人公が勝つのでしょうからさっさと片付けて、ストーリーを進行させてよ、
と思うのです。
でも本作の戦闘シーンは全然飽きない。
実際終盤はほとんどが戦闘アクションシーンなのですが。
まずそれぞれの闘いがあります。
闘いに挑んだのは剣心と相楽左之助、斎藤一、
そしてきっと来ると思っていたらやっぱり来た四乃森蒼紫。
瀬田宗次郎と剣心の因縁の闘い。
前より早くなったね・・・と宗次郎が驚く。
実際、見ていても何がなんだかよくわからないくらい
スピーディなアクションの連続ですが、
それがもう双方カッコイイ!!
結局4人が志々雄真実を取り囲むことになったのはちょっとズルいとは思いますが、
でも剣心の刀があんなふうというのをハンディということにしておきましょう。
実際一人では歯がたたないのか。
どんな怪物なんだ!!
これまでのチャンバラの常識をくつがえす、スピーディさ。
剣術のみならカンフーも入ってますよね。
志々雄の剣からは炎も飛び散る派手さがまたいい!!
アクション&アクション。
これはもう全世界の人にも自慢できるできなのではないかと思います。
逆刃刀を手に決して人を殺さない。
そして自分自身も決して死なない、待っている人のために死ねないという決意。
そういう剣心のバックボーンがあるからこそ、活きてくる様々なシーン。
・・・どれも思い出しただけでもニヤニヤしてしまうくらいかっこよかったのでした。
コミックが原作で、アイドル路線で・・・
ということで、本作を敬遠していた方、
実は私もそうだったんですが
本作は一見の価値ありです。
(でも、一作目からご覧下さいね)
この斬新なアクションは、今後の日本映画を変えると思います。
これで終わってしまうのが惜しい・・・。
そういえばあのあと、宗次郎さんはどうなったのかしらん・・・?
(ちょっと気になる神木隆之介くんファン。)
余談ですが、一応戦うための刀は持つけれども、決して人は殺さない。
…これは自衛隊か?とちらっと思ったりしました。
いや自衛隊の心意気がこうであって欲しいという私の願望かも知れませんが。
「るろうに剣心 伝説の最期編」
2014年/日本/135分
監督:大友啓史
原作:和月伸宏
出演:佐藤健、武井咲、青木崇高、蒼井優、福山雅治、江口洋介、伊勢谷友介、神木隆之介、藤原竜也
アクション度★★★★★
登場人物の魅力度★★★★★
満足度★★★★★