封印された過去が動き出す
* * * * * * * * * *
イランに住むアーマドは
妻マリーと正式に離婚の手続きをするために、パリを訪れます。
しかしかつて彼も共に住んでいた家に、
既に結婚予定のサミールとその連れ子が暮らしていた。
そんなことはアーマドには一言も告げられていなかったのですが・・・。
そんなところがちょっと不思議です。
なぜマリーはわざわざこんな気まずい状況を作るのか。
不可思議な人の愛と心理
・・・そんなことの発端が、始まってすぐにから提示されますね。
さて、この家にはマリーのアーマド以前の夫との間の女の子が二人います。
しかし長女リュシーが最近母マリーとうまくいっていない。
マリーはアーマドにリュシーと話をするよう頼むのです。
血の繋がらないアーマドとリュシーは
不思議に気持ちが通じ合う。
多情でヒステリックなマリーに悩まされる「同士」であるかのようです。
問題は自殺未遂のため現在植物状態で眠り続けるサミールの妻のことでした。
彼女はそもそもなぜ自殺をしようとしたのか。
ベールを一枚一枚剥ぐように、真相が現れていきます。
それぞれが抱え込んでいた過去の行為や本心が、少しづつ明らかにされていくのです。
サスペンスのように描かれる家族や夫婦の愛。
それは確かに、謎めいていてスリルに富んでいます。
蓋をしていた過去が、アーマドの登場によって一気に放たれる。
そんなことをも知らず、ひたすら眠り続ける女性は、
果たして懐かしい香りで眼を開くのか・・・。
いやあ、このまま眠り続けたほうが幸せのように思いますけれど・・・
こんなにも真摯なアーマドが、なぜマリーと別れなければならないような事になったのか、
そちらでももう一本映画ができそうな感じでした・・・。
2度の離婚というのは、どうもマリーに問題がありそうな気がしてしまうのですが・・・。
「ある過去の行方」
2013年/フランス・イタリア/130分
監督・脚本:アスガー・ファルハディ
出演:ベレニス・ベジョ、タハール・ラヒム、アリ・モッサファ、ポリーヌ・ビュルレ、ジャンヌ・ジェスタン
真相の追求度★★★★☆
満足度★★★☆☆
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イランに住むアーマドは
妻マリーと正式に離婚の手続きをするために、パリを訪れます。
しかしかつて彼も共に住んでいた家に、
既に結婚予定のサミールとその連れ子が暮らしていた。
そんなことはアーマドには一言も告げられていなかったのですが・・・。
そんなところがちょっと不思議です。
なぜマリーはわざわざこんな気まずい状況を作るのか。
不可思議な人の愛と心理
・・・そんなことの発端が、始まってすぐにから提示されますね。
さて、この家にはマリーのアーマド以前の夫との間の女の子が二人います。
しかし長女リュシーが最近母マリーとうまくいっていない。
マリーはアーマドにリュシーと話をするよう頼むのです。
血の繋がらないアーマドとリュシーは
不思議に気持ちが通じ合う。
多情でヒステリックなマリーに悩まされる「同士」であるかのようです。
問題は自殺未遂のため現在植物状態で眠り続けるサミールの妻のことでした。
彼女はそもそもなぜ自殺をしようとしたのか。
ベールを一枚一枚剥ぐように、真相が現れていきます。
それぞれが抱え込んでいた過去の行為や本心が、少しづつ明らかにされていくのです。
サスペンスのように描かれる家族や夫婦の愛。
それは確かに、謎めいていてスリルに富んでいます。
蓋をしていた過去が、アーマドの登場によって一気に放たれる。
そんなことをも知らず、ひたすら眠り続ける女性は、
果たして懐かしい香りで眼を開くのか・・・。
いやあ、このまま眠り続けたほうが幸せのように思いますけれど・・・
こんなにも真摯なアーマドが、なぜマリーと別れなければならないような事になったのか、
そちらでももう一本映画ができそうな感じでした・・・。
2度の離婚というのは、どうもマリーに問題がありそうな気がしてしまうのですが・・・。
「ある過去の行方」
2013年/フランス・イタリア/130分
監督・脚本:アスガー・ファルハディ
出演:ベレニス・ベジョ、タハール・ラヒム、アリ・モッサファ、ポリーヌ・ビュルレ、ジャンヌ・ジェスタン
真相の追求度★★★★☆
満足度★★★☆☆
マリーには男を見る目がないし、サミールは隙だらけ。
こういう生き方しか出来ない人もいるのでしょうね。
子供たちを愛しているのはわかるのですが、このような環境で成長するしかない子供たちも辛いことだろう、と思いました。
私もこんなに美人なのに、なんで・・・と、思ってしまったのでした。
マリーとアーマドの結婚生活は、アーマドにとって相当つらいものであったようなのですね。多分、感情の起伏の激しいマリーに振り回されっぱなしだったのではなどと想像してしまいます。
彼女はきっと、自分の手にはいらないものが欲しくてたまらなくなるタイプなのでしょうね・・・。