ショーン・コネリー返り咲き
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えーと、この作品の頃、ジェームズ・ボンドはすっかりロジャー・ムーアのものになっていたのですが、
なんと12年ぶりにショーン・コネリーが返り咲きました!!
先日見たロジャー・ムーア版「ユア・アイズ・オンリー」は、実際、どうにもならない作品だったので・・・。
実のところ、私がよほど疲れていて集中できなかっただけなのか、
または、もういつもと同じパターンでは面白みも感じられなくなっちゃったのかと思ったりもしていたんだけど。
今作をみて、そうではないと確信したワケね。
そうなんですよー。
やっぱり007はショーン・コネリーじゃなくちゃ、という思いは根強いんだな。
ストーリーは、これまたおなじみ宿敵スペクターが相手で、
彼らが核ミサイルを横取りし、その身代金を要求するというもの。
お定まり美女とのロマンスを交えつつ、スリルたっぷりの敵とのやりとりが繰り広げられます。
だから特別目新しいというわけではないのだけれど・・・
定石を踏みつつも、これだけ面白く作ることができるという証明のような作品になってるよね。
やはりショーン・コネリーの存在は大きいよ。
この作品、以前までの007を踏まえていることが重要なのです。
007は優秀ではあるけれど、彼が手がけた仕事では常に乱闘やら銃撃戦やらカーチェイスやらが繰り広げられるので、
その後始末が大変なのでしょう。
これは確かに事務方ならもういい加減にして欲しいと思うでしょうね・・・。
今作の設定では、最近007は、前線を離れて、主に後輩の講師を務めているとあります。
その彼が行くのは、長期滞在の人間ドックみたいな療養所。
ボンドはクラシックカーに乗って現れますが、
「古いものはいいですな。まだまだ役に立ちます」なんて会話が挟まれていまして、
ジェームズ・ボンドもいい年になりました・・・っていうことを
いろいろなところでアピールしているわけです。
けれど、やっぱり重要なところでは彼に頼るしかない!
核ミサイルを取り戻す。
これが今回のミッションであります。
今作は実は「サンダーボール作戦」のリメイクということなんだけど・・・。
ええ、そうだったの?
そういえば水中シーンの多かったところとか、サメに追われるシーンとか・・・あったなあ。
でも、ほとんど別物と行ってもいいと思うよ。
科学技術的にもこの時代なりの最先端を行っていると思う。
ミサイル発射に米大統領の目の照合が必要だったり、
今でもさほど古びて見えないコンピューターゲームのシーンがあったりして。
それから、これもお定まりの007の新兵器。
武器を仕込んだ万年筆とか腕時計。
ジャンプするバイク。
これらを駆使する007。
これですよね、これ!!
こういうシーンがあってこそ007だ。
スペクターのNO.1ラルゴとかちょっとアブノーマルな感じの女殺人鬼ファティマ、
そして敵から寝返るボンドガール、ドミノ。
人物配置もばっちり決まってる。
まさに安心して見られる定番007、007集大成みたいな作品でした。
ショーン・コネリーはこのとき53歳くらいかな?
そうだよね。それにしてはまだまだ若い、十分かっこよかったよね。
うん。この人は年齢が行くほど渋みをましてステキになる・・・。
・・・というわけで、この007シリーズ、もうやめてしまおうかとも思ったのですが、
気を取り直して続けることにします。
「ネバーセイ・ネバーアゲイン」
1983年/アメリカ/134分
監督:アービン・カーシュナー
出演:ショーン・コネリー、クラウス・マリア・ブランダウアー、バーバラ・カレラ、キム・ベイシンガー、マックス・フォン・シドー
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えーと、この作品の頃、ジェームズ・ボンドはすっかりロジャー・ムーアのものになっていたのですが、
なんと12年ぶりにショーン・コネリーが返り咲きました!!
先日見たロジャー・ムーア版「ユア・アイズ・オンリー」は、実際、どうにもならない作品だったので・・・。
実のところ、私がよほど疲れていて集中できなかっただけなのか、
または、もういつもと同じパターンでは面白みも感じられなくなっちゃったのかと思ったりもしていたんだけど。
今作をみて、そうではないと確信したワケね。
そうなんですよー。
やっぱり007はショーン・コネリーじゃなくちゃ、という思いは根強いんだな。
ストーリーは、これまたおなじみ宿敵スペクターが相手で、
彼らが核ミサイルを横取りし、その身代金を要求するというもの。
お定まり美女とのロマンスを交えつつ、スリルたっぷりの敵とのやりとりが繰り広げられます。
だから特別目新しいというわけではないのだけれど・・・
定石を踏みつつも、これだけ面白く作ることができるという証明のような作品になってるよね。
やはりショーン・コネリーの存在は大きいよ。
この作品、以前までの007を踏まえていることが重要なのです。
007は優秀ではあるけれど、彼が手がけた仕事では常に乱闘やら銃撃戦やらカーチェイスやらが繰り広げられるので、
その後始末が大変なのでしょう。
これは確かに事務方ならもういい加減にして欲しいと思うでしょうね・・・。
今作の設定では、最近007は、前線を離れて、主に後輩の講師を務めているとあります。
その彼が行くのは、長期滞在の人間ドックみたいな療養所。
ボンドはクラシックカーに乗って現れますが、
「古いものはいいですな。まだまだ役に立ちます」なんて会話が挟まれていまして、
ジェームズ・ボンドもいい年になりました・・・っていうことを
いろいろなところでアピールしているわけです。
けれど、やっぱり重要なところでは彼に頼るしかない!
核ミサイルを取り戻す。
これが今回のミッションであります。
今作は実は「サンダーボール作戦」のリメイクということなんだけど・・・。
ええ、そうだったの?
そういえば水中シーンの多かったところとか、サメに追われるシーンとか・・・あったなあ。
でも、ほとんど別物と行ってもいいと思うよ。
科学技術的にもこの時代なりの最先端を行っていると思う。
ミサイル発射に米大統領の目の照合が必要だったり、
今でもさほど古びて見えないコンピューターゲームのシーンがあったりして。
それから、これもお定まりの007の新兵器。
武器を仕込んだ万年筆とか腕時計。
ジャンプするバイク。
これらを駆使する007。
これですよね、これ!!
こういうシーンがあってこそ007だ。
スペクターのNO.1ラルゴとかちょっとアブノーマルな感じの女殺人鬼ファティマ、
そして敵から寝返るボンドガール、ドミノ。
人物配置もばっちり決まってる。
まさに安心して見られる定番007、007集大成みたいな作品でした。
ショーン・コネリーはこのとき53歳くらいかな?
そうだよね。それにしてはまだまだ若い、十分かっこよかったよね。
うん。この人は年齢が行くほど渋みをましてステキになる・・・。
・・・というわけで、この007シリーズ、もうやめてしまおうかとも思ったのですが、
気を取り直して続けることにします。
ネバーセイ・ネバーアゲイン [DVD] | |
ショーン・コネリー,クラウス・マリア・ブランダウアー,キム・ベイシンガー,マックス・フォン・シドー | |
20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン |
「ネバーセイ・ネバーアゲイン」
1983年/アメリカ/134分
監督:アービン・カーシュナー
出演:ショーン・コネリー、クラウス・マリア・ブランダウアー、バーバラ・カレラ、キム・ベイシンガー、マックス・フォン・シドー
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