ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

追い付け!農作業

2024-04-08 09:29:09 | 農作業
遅れに遅れてるよ、農作業。
4月ももう半ば近い、すでに育苗ハウスも完成して、イネの種蒔き準備も完了、トマトやナスなんかの種蒔きだって終わってる時期なんだぜ。

なのに!

東京公演あったからとか、次回作品の台本書き追われてたからって言い訳一切無用!って言い訳してるし。

もう、追い付くしかないんだ。着々と仕事こなして。

で、やっとこ、やっとこさ、ハウスのビニール張り終えた。



風の弱い、暖かい日、これが実施の要件だ。その点、最近の天気予報は風についての情報も時間単位で出るから助かるよなぁ。

早朝は無風、うーん、早起きするか?いや、7時以降も風力1m、できるだろ、そのくらいなら。

よしっ、頑張れ!
って、気合い入れないとならないのが、このビニール張りなんだ。

重いのよ、屋根のビニール!なんせ、25m×7m、一抱えにして持ち上げるのが精いっぱい。これをハウスフレームの上に引っ張り上げて広げるんだから。

以前は神さんと二人、それぞれに脚立に乗って、前後から引っ張っていたが、すでに数年前から神さん脱落。一人で、前を引き上げ、後ろを持ち上げ、行ったの来たり走り回ってなんとか全体に引っ張り上げることにしている。

こうなると、工夫が必要なのよ。
今年の新工夫は、ビニールの中間もまとめてロープを掛け、反対側から引っ張れるようにしたこと。端からだけ引っ張ったんでは、とても全部上げきれないから。

前後をある程度引き上げ、真ん中のビニールを結わいたロープでフレームの頂点まで引き上げる。脚立をハウス内に移動して、ロープの結束を解く。ほれほれどうだい、すっと左右に広がって行ったじゃないか。

全体を覆えたぜ、ってところでちょっと風強くなって来た。
さっさとマイカー線で押さえちまわないと。

ここでは去年からの工夫その2。まず中ごろを2か所ほど押さえてしまう。これでせっかく広げたビニールが飛ばされる心配はない。あとはゆっくり固定して行けばよい。って、やったことない人にはさっぱりだろうな。

要するにぃ、大変なんだよ、力もか弱くなったし、足腰不調だし、なんとか頭使いながら乗り切った!おめでとう!ってことさ。



腕の筋肉がブチ切れるんじゃないかと不安を感じつつの重労働、はてさて、いつまで続けられるもんだかなぁ。
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天気心配、体も不安!

2023-09-19 11:52:40 | 農作業
変な天気が続いてるぜ。
午前中お日さんぎらぎら、たまらんなぁ、って我慢の農作業続けてたら、昼前からどしゃ降り!でも1時間で止んで、またまた灼熱の太陽が顔を出す。こんな勝手気ままな天気が1週間近く続いてるんだ。昨日も今日もだ!
これじゃとても稲刈りなんて出来ないな。1週間後ろにずらして正解だった、なんて、まだわからんぞ、この気まぐれ天気いつまで続くのか。
ただ、照り付ける陽ざしは強烈なので、田んぼがぬかるむことはない。イネは濡れるけど。
ってことは、稲刈り機は動かせるってことだ。今週末にゃ刈るしかないぜ。濡れたら、その後の天日干しの日数を長くするってことで。
それより心配なのはコロナの後遺症だ。
怠い、疲れやすい、頭がかすむ、やる気が萎える、食欲減退、酒飲み停止!
今朝も山形青菜の種蒔きして、トウモロコシ畑の後始末したら、もういっぱいいっぱい!突然の土砂降りいすくわれた、はぁぁ?
大丈夫かねぇ、稲刈り、土日月の3日間用意してあるけどやり切れるんかい。それでなくたって、去年は一度に担ぐワラ束が6束に減ってるんだ、トホホ。以前は10束、楽々だったのに、年々力が衰えて行く。
って、わぁぁぁ、弱音、泣き言、みっともねぇ!
毎日の定例どしゃ降りのお陰で、野菜の発芽は順調なんだけどな。赤カブも聖護院カブも

大根もタマネギも、

発芽ものは雨の定期便と続く青空のローテーションで元気いっぱい、それは嬉しい。
昨日播いた山形青菜も明後日にゃ芽がでるぞ、間違いなしだ。

ただなぁ、何たって稲刈りだぜ。この天気でどんどん登熟進んで、一部じゃ過熟って言っていい状態になって来ている。いつも早めの作業の我が家にゃ味わったことのない焦燥感だ。
幸い、予定の今週末の天気予報は晴れ、頼むぜ気紛れお天道様よ、そこはなんとか機嫌直して、上天気でお願いだ。体は不安いっぱいだが、動けず寝たきり、ってわけじゃない。ここはもう、気力でやり切るしかないよな。

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うわっ、出た!イノシシ

2023-08-14 09:08:55 | 農作業
こ、こ、これ、イノシシが掘っ繰り返したんじねぇか?
なかったぞ、こんな穴。
うわっ、こっちにも!
あらら、先までずっと!
ついに出たか、イノシシめ。

今年は春の耕耘前に何度か田んぼに入って穴掘っちゃ土浴びしてたようなんだが、入り込むたびにトラクターで耕耘して、ここはおめえらの領分じゃねうえぞ!って警告を繰り返したおかげで、その後、代掻き、田植え、除草とやつらも諦めたようで、出没の痕跡は見られなかった。
が、ついに、出た!
昨日の朝、新入り小作人のAさんが息子さんと一緒に畔の草刈りして行ったばかりだってのに、もう。嫌がらせかよ。穂だって出始めて、あと1カ月半で稲刈り、そこまで慣れない農作業頑張ってきてんのに、土浴びするなら、すぐ隣に荒地あんだろうが。
どうする?
やることは決まってる、ってか、草を丁寧に刈って木酢液播いてテリトリー宣言するしかない。
が、お盆の入りだぜ、墓参りの人たちもご先祖さん案内して家に戻って行ったぞ。もう暗くなる。今からやるのか?
ええい、明日だ、朝一だ。今夜は出ない!
それ、希望的観測ってやつだろ。桃を思い出せ!たった1個袋を外して、たっ1晩見送っただけで、数十個の桃の実が一つ残らず食いちぎられたじゃないか。
昨日来て味をしめたんなら、今夜また来るに違いない。今度は畔波シートを乗り越えて田んぼに侵入、間違いなしだ。
いかん、それは何としても防がねば!ここまで頑張って来た新入りさんたちの努力が台無しになる。
お盆なんて関係ないだろ、墓参りなんてしない男が。
よしっ、ともかく、イノシシに宣戦布告だけはしておこう。転ばぬ先の杖、いや、もうすでに一歩こけちまってるけど。
希釈した木酢液を15Lの如雨露と10L入りのポリタンクに入れて出発。草刈りもしてしまおう。
まず、草刈り。できるだけ畔をきれいにして、ここは人間の領土だからな、と知らしめる。おっ、ここだ、隣の荒地からの獣道、ここからやって来たんだ。ここは他人の土地だが、生い茂った雑草を広く刈っておこう。

草刈終わったら、如雨露で侵入現場すべてとその周辺に木酢液撒く。侵入口には念入りに。痕跡のあった側全体、満遍なく。
さっ、どうだ!もう、近寄るんじゃないぞ。また出てきたら、ただ置かんぞ!
って、ほかに何が出来るって言うんだよ?
しぃー、イノシシに聞かれちゃうまくねえぞ、こちらの持ち札だし尽くしたってことを。

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今日もはずれ、雨予報!

2023-08-09 11:43:46 | 農作業
昨日は4時から、今日の予報は1時から雷雨だって。もう何日騙され裏切られ続けてることか!
もう信じないからな、ヤフー天気め。
朝夕、水運びと水撒き作業、これが苦役になってきてるぜ。
種まいた2回目の人参、芽が出るまでは絶対に水分欠かせない、って言ったって、撒くそばから乾くもの、朝夕以外に10時と3時、おやつの時間に水やりだ。これ、少なくともまる1週間、かかれば10日も続けるのか、やれやれだ。

メロンもへたるよな、ハウスの中なんだもの。これも朝夕に潅水。
あと、ナスだ。こいつは暑さにも乾燥にも強いんだが、ようやく木に元気が戻ってきて、連日たくさん実を付けてくれてるから、その勢いを削ぎたくない。
下葉が枯れ落ち始めてるサトイモにゃ絶対水やり必要なんだが、近くの水場は田んぼの用水、これはもうちょろちょろで、汲み上げるなんて無理。田んぼにだって水が入らなくなってんだから。
あらら、桃の木も葉っぱが萎れてきた。ここになんとかホースが届くか?
大きな田用の井戸水はさすがにまだ枯れたりしてないのだけが救いだな。

1時の予報がガセネタだったから、どうせ6時から降雨ってのも外れるさ。
あぁ、汗かきかき水撒き、頑張るっきゃないぜ。


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お願いだぁ、雨ぇぇぇ!

2023-08-06 14:25:33 | 農作業
やっぱり来たか、夏場の渇水。
数日前の土砂降り雨はどこ行ったんだ?少しは溜まったんじゃねえのかよ。
まあな、降る前、カラカラのパッサパサだったからな、あっという間に沁み込んで地中に消えたんだろう。
朝、寝床でのスマホチェックはまずヤフー天気、ダメだ、今日も終日、晴で高温。畑はもう砂漠だぜ。
こうなっと、もう、雨乞いしかないぜ。
儀式でもするしかないか。
まず、空を睨む。吾妻のふもとあたりに湧き上がった入道雲をしっかと見つめる。呪文を唱える。気合いとともに雨もろともに引き寄せるぅ、だめか。
2週間前に播いたニンジンは乾ききって死に絶えた。うーん、弔い合戦じゃ、と2度目を播いたが、このカラカラ天気。日に4度も5度も水やりを続けている。友人のところではキャベツなんかの苗ものが植えらんねぇ、ってこぼしてた。
サトイモの下葉は耐えきれず焼けただれた。

そして、田んぼだ。
堰の水に頼る小さな8枚は、このまま渇水が続けば、順繰りに水を掛ける番水にするしかない。
今、ぴったんこ出穂期なんだぜ、これまで以上に水を欲しがってんだよ、イネは。
頼むぅぅぅぅ、お天道様、雨を、土砂降りならいたって上等、さらっとお湿りだって文句は言わない。恵の雨をお願いだぁぁぁぁ!
むらむらと邪な思いが浮かび上がる。台風よ来たれ!雨引き連れて北上せよ!
って、渇水に悩む東北の百姓たちは密かに呪文を唱えておるのさ。
あっ、俺だけか。

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