ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

よおやく、通し?

2009-09-12 20:23:30 | 演劇

 大会一週間前にして、やっと通しまでたどり着いた。いえいえ、本当はまだ通し終えていない。5時からスタートして、部活終了時刻の6時で、いったん中断。どこまで終わったかって言うと、三分の二?!要するに全部やったら1時間半かかるってことだ。ええーっ!本当かい?そんな長いのかい?

 まあ、2時間半の芝居をぎゅーっと圧縮したリメイク版だから、ある程度は覚悟してたけど、ここまでとはね!!ちょっと、て言うか、かなりって言うか、遊びすぎたみたい。笑いを意識してあっちゃこっちやギャグやらくすぐり入れたからね、これが水ぶくれの原因かな?あーあ、せっかく書いたのに削るっきゃないな。残念!この寄り道部分を消し去ると、後は骨組みだけみたいになってしまう。これでいいのか?なんとも口惜しい!

 でも、骨格だけになっても、シナプスのつなぎ合わせになっても、物語そのものは面白いから、そこで十分勝負できるけどね。あと、キャラクターも魅力的になってる。劇画的って言えばそれはそうなんだけど。今回は、て言うかいつもののことだけど、物語のおもしろさ、作り物の楽しさを目指している。シリアスドラマからすれば、嘘八百ってことだけど、そういう虚構の世界で遊ぶってこと大切だって思うんだ。こんなのリアリティない!なんて言わないで、ゆったりくつろいで、漫画読む気で見てもらいたい。

 部員たちもここ数日ぎりぎりとしごかれて、ぐんぐんと役を、せりふを自分のものにしつつある。そう、今日なんか久しぶりに机をぶっ叩いてしまったもの。もちろん、衣装も装置も一級品だ。ここまで苦労してきたんだ、なんとしても成功させなくっちゃね。

 てことで、今から30分分台本削りに精を出す。あーあ、身を削る思いだね。

コメント (6)
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