ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

コントでプレゼン

2009-09-23 21:49:01 | 教育

 今日はコントの指導をした。って言っても演劇部じゃない。おっと、部員も含まれてるけど。総合実習って奴で取り組んでる紅大豆新商品開発にからんでのことだ。

 川西町の特産品は紅大豆、これを高校生の手で加工食品にして、町に元気と笑顔を贈りたい、なんて大それたプロジェクトなんだ。この研究が農協中央会主催の「全国高校生対抗ごはんDE笑顔プロジェクト選手権」の北海道東北ブロック大会に出場することになっちまった。

 開発商品は紅大豆ヘルシーワッフル。川西産紅大豆をふんだんに使い、米粉やドライフルーツ、クルミなども地元食材を吟味してどうやらレシピ完成の域にまで達しつつある。小松夏祭りやくろべこ祭りで披露したりしながら普及活動なんかも展開中だ。これ自分で言うのもなんだけど、かなりいける。同時開発中のヘルシーばぁなんかすぐに商品化できるし、販売ルート作れたら、かなりのヒット商品になるんじゃないかな。

 さて、そのブロック大会だけど、これが6分間のプレゼンで全国大会出場チームを選抜するってことになっている。プレゼン?だったらパワーポイントでしょ、ってパワーポイントの即席ノウハウ本まで買って準備してたら、これか゛なんと、映像なしのプレゼンだって言うんだ。歌もOKコントもOK踊りもOK!だけど映像はNO!となればここは演劇部の出番でしょ。チームの中の演劇部員女2名と代表生徒男1名でコントをやることにした。

 コントって言ってもプレゼンだから、研究の経過や成果は盛り込まなくちゃいけない。農作業風景とか、試食販売の様子とかショートショートにして盛り込む。でも、こっちに引きずられるとおもろくない。コントだからね、ギャグも組み込まなくちゃ。それで制限時間6分!は短い、あまりに短い!!で、今日は台本を渡して余分な部分を刈り込んでぎりぎり6分した。

 歌(これはもちろん!どんどこ紅大豆だ)も入れ、ギャグも満載、会場爆笑請け合いの6分間。これがどう審査されるか不安はあるけど、まっ、いいでしょ、楽しくやって笑いとったらそれでいい、って腹を括った。

 大会は日曜日、岩手県花巻市で行われる。コントでプレゼン!前代未聞の愉快な経験ができそうだよ。

コメント (4)
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