ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

頼りになるぜ!演劇部

2009-11-06 22:45:50 | 教育

 ごはんDE笑顔プロジェクト選手権全国大会まで、残り一週間!焦ってる!

 さあ、置農祭も済んで、準備にかかるぞ!ってところでインフルエンザで全校閉鎖だもの。うわーっ!どうすんの??間に合わないじゃない!泣けどわめけど、どうにもならない。一週間はじっと我慢の子であった、わけだが、再開初日、あっ、これ絶対間に合わないって気が付いた。

 自分では絞りに絞って台本書いたつもりだったけど、かぶり物が四つ、キャラクターが二つ、紙芝居の絵が五枚、そして、巨大な紙芝居ボックスでしょ。これ、慣れない紅大豆本舗のメンバーでやりきるなんて、ぜーーーーったい、無理!

 公私混同ってことは重々承知、でも、勘弁してよ、演劇部。手慣れた君たちの力が必要だ、ってことで、三年生三人とに二年生二人を選抜して、装置作りの手助けをお願いした。

 筋じゃないよね。身勝手だよね。いくら出場チームに演劇部三年生が多いからったって、授業なんだから、自分でやれよ!って冷たく突き放されて当然、なしてうちらがさんなねの?反発もたれて当たり前。なのに、、一切不平も文句もなく手伝ってくれた。

 しかも、その働きぶり!男は装置図見ただけで、さっさと紙芝居ボックス作ってしまったし、二年生女子も先輩尻目にどんどん仕事を進めてくれている。さすがは、演劇部!お見事、演劇部!ありがたい、演劇部!申し訳ない!助かった!東京でおみやげ買ってくるから、勘弁してね。もうもう、ひたすら低姿勢なんだ。

 改めて、演劇部の底力を確認できた。仕事ができる、ってことも大したことだけど、先輩や顧問の願いを聞いて、即座に駆けつけてくれたことが、何よりも嬉しいし、自慢に思う。

 だってさぁ、今時の高校生、自分の仕事だって嫌がって顔をしかめるんだぜ、それをまるっきり関係ない頼まれ仕事を夢中になってこなしてくれてるんだもの。部活が休みの週末も、朝から来ます、なんて、もう泣けてくるよね。これは本当に凄い!演劇部の生徒たちの人間的成長がいかに大きなものだったか!わがことながら、大絶賛してしまいたい。

 演劇部、いい教育したんだね。こんな気持ちのいい連中が育ったなんて、大したもんだよ。これぞまさしく、人間教育だよ。仲間のために、先輩のために、そして、顧問のために、進んで自分を犠牲にできる。すばらしい!!で、僕はそんな無私の行動がとれるのか?

 

コメント
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