僕は、絶対秘密が守れない!いや、自分のことだから。他人の秘密は、ぶるぶる、漏らしませんとも。で、例えば、良いことがあったり、アイディア思いついたりすると、もう、すぐにで誰かに話さないではいられない。例えば演劇部。次回公演の台本考えてたりする。あらかた筋が見えてきたり、使う役者が固まってきたりすると、もう!ダメ!!絶対、黙っていられない。たとえ、今が発表のときでないとしても、言えば、動揺するようなことであっても、ここで言っちゃいけない!って自分できつく戒めていても、・・・ダメだ!話しちゃう。
なんなんだろう、このこらえ性のなさは?だから、言ってしまった後で後悔することもとても多い。失言を丸め込むために四苦八苦することもちょくちょくある。いかん!これではいかん!演出家たる者、演出効果を考えずにネタ見せてなるものか!顧問たる者、部の状況見て語らずにどうする!って思っていて、ダメなんだなぁ、これが。
で、今回は、菜の花座第21回公演『Zenmai』のことだ。言っちゃいけないことなんだ。だって、公演のびっくり企画なんだから。うーん、でも、言いたい!話したい!言っちゃおう!!
今回の公演では久しぶりにダンスを入れたんだぁぁ。ああ、言っちゃった!そう、大切なシーンでダンスを入れた。ふっと思いついたんだ。あっ、ここダンスあったらかっこいい!若い奴ら主体の舞台だし、劇団ぬ~ぼ~から野郎が3人も来てるし、こりゃ、なんか新しいことやらなくちゃ。せっかく手伝ってくれた野郎たちに手みやげ持たせてやらなくちゃ。って、大きなお世話だって声、聞こえるけど。
どこでどんなダンス入れるか?それは内緒ですよ、いかに口の軽い僕だって。ただ、一言言っておこう。かっこいい!!です。まだ、下手だけど。振り付けはリョウコさんだしね。今回もいいもの作ってくれた。
今夜はダンスのための特別練習。さすがだねぇぇ、ほぼ全員集合だったもの、ダンスメンバー。やっぱ、嬉しいんだよ、楽しいんだよ、彼らも。ダンス、久しぶりの者も初めての者も、ともかくめいっぱい身体動かすことが新鮮なんだ。見ている僕までうきうきしてくるものね。
やっぱり、若者にダンスはよく似合う!!
稽古見ながら、あれこれ考えた。いつか、ダンスをふんだんに取り入れた舞台作りたい、とか、菜の花座のレパートリーにダンス入れようか、とか、そうそう、演歌舞踊もいいかも、とか、知野さんの音楽入れてミュージカルもいいな、とか。
置農演劇部がダンス組み込んで、今の勢いを作れたこと考えると、こりゃ、真剣に考えてもいいことなのかもしれない。それを支えてくれる指導者も充実してきたことだしね。
もっともっと若い奴らを舞台に引っ張り込みたいんだ。置農演劇部の卒業生ばかりじゃなく、置賜の高校演劇経験者も未経験者もどどんと舞台の世界に取り込みたいんだ。となれば、やっぱ、ダンスかな。ダンスだよね。若さの爆発!エネルギーの無償燃焼!
うん、これは真剣に考えてもいいことかも知れない。とりあえず、今回の公演を全演劇部の生徒たちに見せる算段してみよう。