ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

置農受賞報告会

2011-02-05 21:57:05 | 地域文化

 なんせ大きな賞たくさんとったからね、置農。お世話になった人、地域の方々、それに保護者の皆さんに受賞の内容を知ってもらう催しだった。主催は同窓会。200人以上の人たちが集まってくれた。

 ともかく凄いんだよ。ワイン残渣の飼料化を進める『MOTTAINIプロジェクト』のメンバーは内閣総理大臣賞、『駅・町活性化チーム』は観光甲子園でグランプリを得て文部科学大臣賞、農業クラブ全国大会意見発表環境の部最優秀のK君も文部科学大臣賞、さらに山新3P賞とくるとごはんDE笑顔プロジェクト全国大会出場程度じゃ、あぁ頑張ったね、くらいにいなされちまう。この勢い、まったく今の置農は手が付けられない。それでも紅大豆本舗も全国は全国なので報告会の末席にははめてもらった。

 与えられた10分間を三分割して、概要説明のスライドで4分、NHK全国放送ビデオを編集して4分、残り2分で紅大豆銘菓『マドローム』の歌とダンスを入れてまとめた。他の発表と比べると、大きな成果はほとんどない。空間的広がりも極小。ほんと身近で手作りの活動って感じだった。

 でも、同じ町のハンディを持つ人たちとの交流という内容には、参加者も心を動かされたみたいだった。感謝の言葉を手紙にして読んでくれたH君のビデオ映像なんか何度見ても涙がこぼれてしまう。観客だってきっと同じだ。

 『マドロームダンス』もほほえましくて場内に笑いを誘った。そして、最後にタンポポの共同開発メンバーを紹介。会場で立った4人に自然と拍手が湧いて、とっても良い雰囲気のうちに終了できた。活動を展開してきた生徒たちも主役だけど、一緒に研究を進めたたんぽぽの人たちも中心人物だ。タンポポのこと、そこに通う人たちのことをみんなに知ってもらえたってことが、今回の発表の一番の成果だったと思う。

 発表の最後は演劇部。受賞内容は、ないよー!ってだじゃれかますほど今年は何もなかった。唯一賞と言えるのは地区大会最優秀だけ。これじゃねぇ。だから、今回は演歌ショーで疲れた頭と身体をほぐしていただいた。まじめな研究発表が続いた後で場違いかっとも感じたけど、これも置農の活力には違いないから、いいよね。最後はひょっこりひょうたん島ダンスで元気に客出しをして元気置農をアピールできたんじゃないだろうか。演劇部がお世話になっているダンスのマチャアキさん、舞踊の美香次さん、着付けの黒澤さんへの感謝の気持ちも表せたし、いい催しだったと思う。

 主催していただた置農同窓会の皆様ありがとう。

 

コメント
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