ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

こだわり、ここまで行くか!!

2017-05-15 08:42:07 | 菜の花座

 菜の花プラザシニア団公演『追いかけぇて!追いかけぇて!』本番まであと1週間切った。さすがに尻にゃ火が着き、焦り苛立ち慌てふためき。休みのはずの日曜日も特別稽古、みっちり4時間、とことん追い込んだねぇ。たった三つのシーンだったが、格段に良くなった、よしよし。あとは、火曜日から本番まで連日連夜のぶっ通し稽古、なんとかここで仕上げなくっちゃ。

 プレ公演てのが曲者なんだよ。どうしても2週間後の全国大会に意識が集中しがち、そこまでに仕上げれば、なんて川西で見てくれるお客さんに失礼なこと、考えてるわけじゃないが、なんとなく、先は長いぞ!の意識が心の底の方にあるようなんだな。

 でも、そんなゆとりも、さすが本番直前、ぶっ飛んだ。わざわざ足を運んでくれる地元のお客さん、がっかりさせないよう、納得、満足、感じてもらえるようぎりぎりと完成度を上げて行こう。たった1時間の舞台で1000円、高い!金返せ!って言われないようにね。

 楽しんでもらう仕掛けは様々仕込んであるんだ。そこはサービス精神旺盛の菜の花座だもの。歌あり踊りあり手品あり、なんじゃこれエンターテイメントショーか?って言われかねない盛り込みようさ。装置にしたって、福岡の全国に持って行くからコンパクトにって制限の中、いっぱいっぱい工夫して作り上げている。その点、うちの装置さんの腕と執念ってもの凄いんでね、出来栄えも運搬も安心・安全、すべてお任せ、これも多くな見物だね。ほら、これ。

 なんだ、なんだ?ラーメン屋で博多に殴り込みか?ほんと、そうしたいくらい!交流会の時とか店出して、米沢ラーメンとか玉こんにゃくとか売ったら大絶賛間違いなし。でも、残念!菜の花シニアの舞台はおおとり、最終日の最後の舞台、芝居の前に披露するってわけにゃいかない。舞台でお客さんに驚いて楽しんでもらうだけだ。

 ところで、この上出来の屋台、登場時間は、なんと!3分!?本題に入る前の前振りで使うだけ。もったいない!贅沢!まさかここまで手の込んだもの作ってくれるなんて思ってなかった。道具屋さんの執着、道具愛そのものだな。

 オープニングのダンスがあって、これが出て、つかみは万全だな。あとは、ぐいぐい不可解な世界に引き込んでいける。菜の花シニアの不思議ワールド全開だ!

コメント
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