ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

通し、終わって、10時半!菜の花座『流れ旅 真っ赤な夕日の』

2019-11-16 10:03:46 | 菜の花座

 1週間と2日前、どうにか通し稽古出来た。全員集合の8時を過ぎてスタート、途中休憩3分を入れて、終わったのは10時35分!ふぅ、今回も2時間半ものか?!

 岩手銀河ホール演劇祭にゃ、2時間15分以内で!って釘差されてるから、どこか削らにゃならんのだけど、うーん、辛いところだぜ。1シーン丸ごとカットてわけにゃいかんから、無駄なやりとり、冗長なセリフをピンセットで摘まみだして捨てて行くしかないんだろう。でも、あぁ、どれも消したくはないなぁ。まぁ、プラザ本番には、制限はないわけだから、まず、このまま無修正版を上げて、それから先の話しだな。

 正味、2時間半か?ってえと、そうでもない。セリフ詰まってプロンプお助けはそこら中だったし、一気に跳び過ぎて、あまりの飛距離に元に戻して出発、なんてこともあった。早着替えにも手間取ったし、不要な間も多々あった。そんな無駄を絞り出せば、多分10分は縮まることだろう。超過時間の削り出し考えながら、高校演劇の時のこと、思い出して思わず苦笑いしちまったぜ。大会は秒単位、分単位、制限の60分越えれば、自動的に審査対象外だったから、必死で、短縮バージョンなんか作ってた。

 通してみてわかること、いっぱいあるんだが、一番は、稽古が足りないシーンがはっきりしたってことかな。中でも集団演技は、極めて、ヤバい!この先1週間の特訓候補だな。それと、自信のない役者、あやふやなセリフがはっきりしたことも。一方、役の雰囲気をほぼ掴みかけてる役者には、ほほー、やるじゃないか!って安心したところもあった。

 衣装や小道具を流れの中でチェックできたっての大きい。特に、食べ物、消えものと作り物との関係。実際に食べるものは何にするか、見かけの腸詰とかはどう役者が扱うか、こういったところはかなり整理が必要だ。舞台監督が衣装集めにゃとことん奔走してくれたので、戦中の兵隊、庶民、それらしい装いが整っていた。これは、凄い。アマチュアで、貸衣装に頼ることなく、ここまで揃えられるってのは自慢していいと思うぜ。

 後は、服や靴の汚しただな。なんせ、戦闘を潜り抜けて来た人たちなわけだから、つやつやピカピカじゃ不自然だもの。

 本番前、なんとかかんとか、最後までたどり着けた。こっから先はあやふやな部分を補強しつつ、個々の演技をさらに数歩高めて行くことだ。この1週間、勝負だぜ。みんな、稽古に出てきてくれよな、頼むぜ!

 

コメント (2)
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