ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

畑は秋野菜仕様!

2020-07-30 16:15:30 | 畑仕事

 ジャガイモ掘って、ニンジン抜いて、さあさ、秋野菜の植え付け、種まきの準備だぜぇ。

 サル撃退のため張ったネットのせいで、ニジュウヤホシテントウムシが大発生、ナスやら加工トマトやらは甚大被害の最中だが、それはそれ、収穫終わった畑にゃ堆肥を播き、ボカシを散布し、ランカルって言う卵の殻で作ったカルシウム剤を振ったら、トラクター掛けだ。

 念力込めて、「一発始動!」おお、かかったぜ。よかった、わざわざ軽トラ回してバッテリーに繋がなくて済んだ。春先、もう寿命です、って、ガソリンスタンドで見切られたトラクターのバッテリー、気まぐれ者でなぁ、外部充電でもかかりにくい時もあれば、こうやって、セルの一捻りで快音とどろかせるときもある。まっ、思い通じただけで、もう嬉しくなっちまうぜ、って単純なもんだ。

 2度、3度耕耘して堆肥や刈った雑草をしっかり埋め込む。本当はここから2~3週間おいて使うといいんだが、そうは行かない自転車操業!ハウスにゃ種まきから育てたキャベツ、ブロッコリーの苗が、早くしろい!とせっついて来る。

 あと数日のうちには、畑に移さないとならん。いつもだとカリフラワーも播くんだが、どうもいい仕上がりにたどり着けないことが多いので、思い切って仲間外れにしたら、神さんから強力なクレーム。仕方なく「トマト」農業資材店で4本買ってきた。こいつも一緒に植えて、虫よけの白寒冷紗で覆う。これで2畝。隣りにはすでに秋どりニンジン黒田5寸がきれいに芽を出している。先週の雨続きのお陰て見事な発芽揃いだ。ニンジンは芽が出るまでの水分が最重要、梅雨のお陰で、一度も水やりせずに発芽完了だ。

 残った畝は4列分。ここは白菜、山形青菜、大根、カブ、他に菜っ葉類数種などがびっしりと植わる。土はよく出来ているので、あとは、ヨトウムシさえいたづらしなけりゃどれも立派に出来るはず。タマネギ、ラッキョウ、ニンニクを収穫した後の別区画はすでに一度耕してあったが、そろそろ草も出始めたので、ついでにトラクターで軽く走る。8月初旬にラッキョウ、9月にニンニク、10月にタマネギ苗とそこまでで秋の植え付けはすべて終わる。

 我が家の冬ごもりは、秋野菜の出来にかかってる。頼むぜお天道さま!真っ当な日差し、クレームなしのそこそこの雨、ゆっくりじっくりの寒さ、すべてはお前さんしだいなんだからな。そうそう、イネの方は、もっともっとスカッと晴れが欲しいって嘆きが聞こえてくるぜ、ほら。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする