仕方ないよなぁ、練習会場封鎖で2週間も稽古取り上げられてたんだ。今から再開したって本番まで残りわずか2か月!仕上がりの遅い菜の花座、さらにダンスまで組み込んでる。まぁ、無理だよな。
演じる側だけの事情じゃない。仮に必死で食らいついて作り上げたとしても、チケット販売がかなりの難題になる。地域の応援あっての菜の花座、無観客とかネット配信なんてありえない。観客の皆さんと楽しい舞台時間を共有するには、コロナが落ち着いてから実施するしかない。
近隣の町から通う団員の中には、出かけて行ってコロナもらって来るなよ、なんて冗談半分、牽制球を投げられてる者もある。そんな中で稽古続ける、チケット売る、そりゃどう見たって強引だ。尾身会長のオリンピック発言じゃないが、」この状況でフツウあり得ない。」
全員一致、潔く延期を決断した。
11月公演『ダンスホールMitsu』は28日(日)、ずいぶん先だなぁ!そこまでだらだら稽古続けても効率悪い。8月盆明け再開ってことにした。ただ、やや感染者数も減少傾向のようでもあり、劇団の多数は高齢者でワクチン接種も済みそうだって見通しもあるから、週に1度の稽古日は生かして、ダンスの仕上げを先行させよう。
うーん、台本のままだと、舞台で踊る人数も限られる。よぉぉし!ならばフィナーレは全員ダンスで締めくくるってことにしようぜ。明るく未来への希望を歌った曲を途中入れてある。それを場つなぎダンスから、フィナーレに昇格させちまおう。
ダンス初体験のメンバーからは、この際、初歩のレッスンもして欲しい、と意欲的な要望もあった。それもいいんじゃないか。個人的に朗読の会に参加するってのもありだ。その事前発表をこの週一稽古の場でしてもらってもいい。
いつもいつもぎりぎり追いかけられる菜の花座、珍しいゆとりの時間を有意義に過ごそうじゃないか。
て、ことで、楽しみにしていた皆さん、11月格段にレベルアップした菜の花座をお楽しみにお待ちください。