ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

アゲハ幼虫、きれい!って、おっとぉ!

2021-10-09 10:01:41 | 畑仕事

 害虫てのも見た目だね、ヨトウムシなんて、夜の街を徘徊与太者って感じで、夜盗虫の名前そのものだ。見かければ、即座にひねりつぶしたくなる。モンシロチョウの幼虫は青虫で、これは見た目、爽やかで美しいのだが、見る見る葉を食らい尽くしていくのと、その集団構成員の多さから、これも見逃すわけにゃいかん。

 そこいくと、アゲハの幼虫は美しいよなぁ!手工芸品のような色どり、造形だぜ。可憐でいて華やぎがある。好物はニンジンの葉っぱ。他はまったく見向きもしない偏食派だ。このニンジンの葉との取り合わせも、美しいと感じさせる一つの要素だな。

 なぁんて、1匹、写真に収めて、さらに歩みを進めたら、あらら、また、いたよ!うーん、どうする?まっ、いいか、2匹くらい。

 いろんな姿勢でニンジンに食らいついてる姿、なんか愛らしいよなぁ、と、さらに先を見る。

 うおっとぉ!これは・・・

 アゲハ幼虫の一団、発見!こりゃまずいぜ、周辺一帯、葉は食い散らされて、葉脈だけが突っ立って。

 慌てて、ニンジン担当の神さんにご注進!

 「なんか、アゲハの幼虫って取る気になんないよねぇ。昨日収穫したニンジンも、ついてた幼虫、畑に戻してあげた」だって。なんとなぁ、そこまで別待遇かよ。

 まっ、ニンジンはかなり多めに育っているから、この程度なら目こぼししてもいいのかも。それにしても、人は見かけ、どころか、虫も見かけが9割!とはね。

 

 

 

 

コメント
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