ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

芋煮の季節!と来りゃ、まず芋掘りだぜ!

2021-10-15 16:02:54 | 畑仕事

 今年こそは!の里芋だ。去年、芽は出ないわ、育ちは悪いわ、で、依頼された量、はるか達成できななかったから、が、一つ目の今年こそ。も一つはコロナ乗り越え、今年こそ芋煮会!

 数年前から東京の劇団に頼まれて、里芋を供給してる。地域の催しで芋煮振舞いをしてるってことで、芋煮するならイモは山形でしょ!と、山形出身の劇団の主宰者からのご依頼、そりゃ、頑張って作りましょうぜ。よっしゃ、30キロね。

 が、残念!芋煮振舞いは今年も中止。それでも、出来た分はみんなで分け合いたいからって、送ることになった。

 どうかなぁぁぁ?生育は、熱帯のジャングルみたいに繁って、素晴らしかったけど、作物って、枝葉が生がり過ぎると、実入りは悪い、ってことよくあるからねぇ、ちょい不安。

 まず、株ごと掘り起こしてから地上部を切り去る。イもは???土びっしりでよくわからない。まずは、掘り出した株はキャリーに乗せ畑から持ち帰る。ここからなんだ、厄介なのは。

 左官用の舟に水を張り、土とイモと根っこの塊を次々放り込む。つけたくらいで、落ちるもんかい、ねっとり土だぜ。水に手を突っ込み、塊をばらして行く。親株から子株をはぎ取り、さらに子イモ、孫イモをむしり取る。すべて茎を落とさず育てたから、イモから出た茎の名残りを包丁で切り落とし、水洗いしてコンテナへ。イモから出ている根っこはも切らにゃならんけど、陰干しした後だ。

 コンテナ満タンにして4杯!

 ただなぁ、親芋が大きいからなぁ、依頼の30キロには届かないかもしれない。不足の分はカボチャも一緒に送って勘弁してもらおう、って全然、意味わからんぞ!

 ベランダに持ち込み、紗幕を敷いた上に広げる。ほら、猫しっこ、小屋じゃ心配だからね、目の届くところで乾かす。後、根っこを1個1個、1本1本切り取って、やっとイモの姿になるのさ。出荷されてるやつは、機械で洗浄しながら、強引に根っこもこそぎ取ってるんだ。食べる人たちは知らずにいることって多いよな。

 さっ、まずは我が家で試食だな。今夜は芋煮!いぇい!

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