頼まれていた里芋、やっと出荷終わった!やれやれだぜぇ。
なぁにぃ?乾かして箱詰めて発送するだけだろって、おいおい、農産物を送り出すってそんな簡単なもんじゃないんだぜ。掘って収穫したあと、水洗いして泥を落とし、イモを株元からはぎ取って乾燥させる、そこまでは4日前に書いた。
これ見てくれよ、里芋ってこんなふうに、めったやたらと根っこが出ているんだぜ。
これをぜぇーんぶ切り取るから引きちぎるかせにゃいかんのさ。茎が伸びてるやつはその部分も切り取る。付いたイモがすべて出荷可能なサイズ・形状ならまだ仕事もはかどるんだが、これが一発合格!なんてやつは少なくて、大量の収穫物のうち、里芋でござい!って自慢できるのなんて2割程度、あとは、小さかったり、形おかしかったり、もう悩む、悩む、選別に。
もちろん、最初の種は親芋になっていて
これは、食べられるけれど、食べない家が多い。やや硬いし、色も黝ずんで粘りもない。まっ、我が家じゃ食べるけど、添え物の位置を抜けられないな。
朝からかかって、昼過ぎるまで、ひたすら、根っこ取り!同じ動作の繰り返しで、指が固まってしまった。子芋の生育がすごく良くて、それが親芋分身のようになっちまった。8月末に、子芋から出た茎を切り取ってしまやぁよかったのに、まっ、いいんじゃね、ってお気楽かましたのが、今の残念!出荷するわけにゃいかない。まっ、我が家用だな。
まずまずのイモは、コンテナ山盛り1杯!隣ははねた自家用だ。
うーん、目標の30キロ行ったか?持ち上げてみた感じじゃちょいと不足かな。まっ、仕方ない、これで我慢していただこう。今年も、地区のお祭りは中止、劇団アドック恒例の芋煮振舞いも当然取りやめ、団員の皆さんで分けるそうだから、これで勘弁ね、って甘えてしまおう。その分、芋煮用のネギもたっぷり入れた。
記録を見れば、去年は、なんと!12キロ、って体たらくだったから、それに比べりゃ格段の進歩だよ。来年は地区祭りも芋煮振舞いも開催されるだろうから、ここは絶対、必要量を出せるように頑張っぺ!
って、ほら出た、百姓の来年!