えっ、これが夏の食卓?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/94/66961d3e69a9424cb179a1d28460483f.jpg)
丸ナスの浅漬けはわかるけど、キュウリの加工漬けとキムチはちょっと季節外れじゃない。
そうそう、キュウリなんてどんどん取れてて、毎日、キュウリ揉みとかサラダとかでせっせと消費してるって状況。なのに、南蛮漬け?
去年の塩漬けキュウリ、粕漬けと南蛮漬けにして、おっ、行けるじゃん!って冬場から楽しませてもらってたんだが、その最後の冷凍保存品だ。
美味しけりゃ、生きのいい生もの出て来たって、珍重されるってことさ。若さと生きの良さだけが売りってわけじゃない、なんて、人間でも言えそう。年月生き延びた老練の渋い味わい、味わっておくれよ、ってこれ演劇の話し。
夏場の白菜キムチしは初の試み。
まっ、できりゃ儲けものって気軽に種播いた夏白菜、なかなかのできじゃないか。でも、どうやって食べる?炒め物か?この暑さで鍋物はちっょと、って躊躇うそばから傷んで行く。いかん、せっかく丸々と太ってくれたのに、ヤギのの餌にもならんなんて、よっしゃ、キムチだな。
材料はすべて冬場の残り物が取ってある。難敵はこの暖かさだが、仕込んだら米用の冷蔵庫に保管することにして、白菜たっぷり塩漬けした。
夏場だからしっかり漬け込んだ方がいいか、なぁんて、つい億劫で本漬けに掛かれなかったって話し。
このさぼった3日間が、分かれ道、本漬けしたあともやけに筋っぽく饐えた味に仕上がってしまった。残念。夏場の漬物はさっぱりを本分とすべし!
って、不満はあるものの、まっ、この時期自家製キムチが食べられる幸せ感を脳内いっぱいに押し広げて、3種の漬物、豊かに食卓を彩ってもらいやしょう。