ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

漬物も選手交代!

2020-11-21 09:52:55 | 食べ物

 世話になったなぁ、ぬか床。夏前からここまで5カ月近く、毎日薫り高い漬物を提供してくれた。そう、一日を欠かさずさ。ぬか漬けは毎日かき混ぜないと、すぐに変敗始まるからね。いやぁ、なんとも手まめなことよのぉ、俺も。

 主力はキュウリ、これは決まりだだっな。今年は、暖かさが長引いたせいか、長い期間収穫できたから、その分漬物も大いに楽しめた。ナスも漬けたが、こっちは丸ナス主体、甘みのある漬け汁に漬ける方がはるかに美味いので、たまに目先を変える程度。夏野菜が終わってからは、カブの糠漬けがしっかり後を引きついだ。小カブの方が断然美味いが、早々と食べきったので、最近は大カブもエントリーしていた。

 が、冬到来!漬物の季節突入!だぜぇぇ。赤カブの甘酢漬けが人気をさらい、大カブも麹三八漬けに移行して、ついには白菜キムチの登場だ!食事のたびに、漬物を取り出すのだが、4種類もとなると、これだけでかなりの手間。しかも、せっかく食卓に乗せたんだから無駄にせず、と思うと、漬物食うのも無理やり、義務に近くなっちまった。

 中でもぬか漬けの手間は、半端ない!カブ取り出して、床を満遍なくかき回して、次のカブを押し込んで、落し蓋して。しかも、一日でも忘れれば、すぐに酸っぱくなって食べ時を失する。無理してぬか床生かしておく必要はないんじゃないか?ここらでお役御免としよう。今年は、最初から異常発酵することなく常にベストな状態で役立ってくれた。ありがとよ、ぬか床、来春までしばしのお別れだぜ。

 主力メンバーは赤カブ、大カブ、白菜キムチと変わったが、彼らとて、その地位は安泰とは言えない。ほらほら、大御所・山形青菜漬けが手ぐすね引いてるからな。

 幅広分厚い茎に育った今年の青菜、しっかりし過ぎて、塩漬けの水が上がるまで、3日もかかって、ヤキモキさせやがったが、どうにか全体塩水に浸かって、本漬けの準備も整った。とっておきの漬け汁準備して付け込めば、二三日あとには食べられる。

 これで、長い冬の食卓準備もすべて完了ってことだぜ。これだけバラエティに富んだラインナップなら、味わいとりどり、漬物だけで食事が済ませられる。作り伝えられた伝統のありがたさってもんだぜぇ!

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