ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

雷さんと追っかけっこで薪材運び!

2021-07-30 14:39:51 | 暮らし

 なんとなぁ、その時間帯だけ雨降りだってよ。それも、雷鳴って大荒れみたいだ。河川支障木の薪材は配布、大当たりだぜ。そうだ、去年も土砂降りの中、軽トラ何度か走らせたっけな。しかも、途中パンク!なんて超特等の当たりくじだった。この時期の午後、雷雨は付き物なんだけど、頼む!なんとか2時間外れてくれないか。

 2時から3時が割り当て時間、軽トラ2台限定だ。せめて1台目分だけでも降りだす前に運んじまいたいと、15分早く鬼面川河川敷の薪材集積場に到着。受付でチェックを受け、過積載に対してきついダメだしもらって、いざ、薪置き場へ。今回は久しぶりに神さんも同行だ。さほど力があるわけじゃないが、重く太い材など、二人で抱えた方が楽なのは間違いない。適当な材木を選ぶのにも、2つの目より4っつの目、素早く選択できるのは大きい。なんたって、雷雨の到来に追われてるから。

 今年の薪材はどうだ?なんか、古い捨て置きしてあったものが中心みたいだぜ。去年の残り物か?それに、すでに何日か搬出が続いた後なので、なおさら残り物感が強い。太過ぎるものや、節のあるもの、枝分かれしたもの、細いもの、中には腐りかかったものまである。コーンで囲った区画には、今年切り出したらしい良材がたっぷり積まれているが、こちらは8月末からの配布分らしい。まずは在庫一斉処分!って感じだな。

 まっ、いいさ、貰えるだけだってありがたい。なんせ、今年は、リンゴ3反部分にナラの上質な薪が8立米すでに割ってぎっちりと積み上げてあるんでね、余裕さ、余裕。欲張って大量に積んでパンク、なんてバカはする必要がない。

 同じ時間帯に指定されてる人が6人ほど、それぞれ自分なりの選別基準で薪材を積み込んでいる。今回は、細めのものを多めに集める人が多いようだ。きっと、割るのが面倒なんだろう。そんなんじゃすぐに燃え切ってしまうのにな、なんて、余計なお世話だ。積み方も慣れてないなぁ。もっと太さ、長さ揃えて丁寧に荷台に並べれば、1.5倍は乗せられるのに、なぁんてことも勝手な思惑。わざわざトラックで出向いて、自家の燃料を調達しようってだけで、大したもんなんだぜ。ほら、きれいなワゴン車で乗り付けてる人だっている。車内、汚れちまうだろうに。と、またまた出過ぎた心配。

 神さんも何度か来ているので、仕事ぶりは無駄がない。まず、1段目には二人でようやく抱えあげられる太いものを並べ、その上に直径20センチ程度のもの、さらに3段目には細目の材で間を埋める。こうやって積むと、たくさん積めるし、走行中落ちにくい。過積載を注意されないぎりぎりのところで我慢して、ロープを掛ける。もちろん、締まってほどけ難い輸送結び。これ、出来る人、少ないよね、薪ストーブ愛好家にゃ。ちょっぴり優越感。わずか10数分で積み込み完了。慌てず急いで我が家まで25分。下ろし方も二人なので5分ほどで終わり、慌てて折り返しだ。

 ほらほら、雷始まったぜ。雨粒もポツリ。うわっ、近づいてきてるぜ。もう、選んでなんていられない。適当に目星をつけちゃ、じゃんじゃか積んで、なんとか本降り前に2回目の積み込み完了。過積載チェックもパス。我が家に戻り、下ろすのだが、午前中の重労働もあって、力入らず、注意力もすっ飛んじまった。それでも無理やり持ち上げて下ろしたら、小指を挟まれた。うわっ、またヒビが入ったか?ええい、ももいいはぁ、そのまま落としちまえ。どうせ、すぐにチェーンソーで刻むんだ。ごろごろしてたって問題ないさ。

 軽トラ2台、積む時には大した量じゃないと思ったが、こうやって、下ろしてみると、結構な量だぜ。幸せ、幸せ!8月末からは自由に搬出が可能になる。よしっ、そこも頑張ろう。薪、積めば積むほど、安心感、満足感が広がるんだよな。生存の保証ってことなんだろうな。


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