ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

稲刈り、ほんとに終わり!

2021-09-26 15:00:13 | 米つくり

 実は、稲刈り終わってなかった。

 大きい田んぼのヒトメボレもコシヒカリも、小さい田んぼのコシヒカリちょこっとと黒米は刈り終えてた。けど、満月モチとヒトメボレの一部はまだ残ってた。モチは中生でまだ青かったし、ヒトメボレは堆肥効きすぎてもっと青かったから。

 いつまでも完熟期待しててもねぇ、日差しも穏やかに気温も涼しくなって来てる。もう、いいんじゃねえか?ここらで刈っちまっても。って言っても大した広さじゃない。モチは1畝、ヒトメボレは5メートル×6列しかない。さっさとやっちまおうぜ。

 前回、コシヒカリでは結束部分に紐が絡まり、苦労の末に押し切ったので、今回は事前に十分整備してから刈り取り機始動だ。なっ、ちゃんと絡みついた紐の切れっぱしを取り去って動かせば、トラブルなく刈り取り、結束してくれるんだって。四つ角を鎌で刈るところから杭掛けまで40分で終了。よしよし、順調だぜ。ついでに先週刈ったコシと黒米の架け替えもやってしまって、ヒトメボレの田に移動。

 ええいっ、角刈りなんて面倒だ、縦に何度も刈っちゃ戻りしながら刈り終えた。杭に掛けて乾燥、これが常道だが、それだと、先に刈ってすでに一度架け替え終わらせてる39本分からの遅れが取り戻せない。杭に掛けるとすりゃわずかに2本程度、そんな少量を別に脱穀するてのも面倒じゃないか。できればヒトメボレは一緒に一気に脱穀してしまいたい。

 で、考えたのがぁ、これだ。

 稲架掛け、それもハウスの中に。これなら雨に当たることもなけりゃ、日差しも強い。重ねて積んでないから風も通って乾燥も一気に進む、はず。10日の遅れだって取り戻せるんじゃないか。架け替えをする手間も不要だしな。

 稲架も脚立を利用してとことん手抜き。ハウスのすぐ隣で旧鶏舎の改築作業中だから、横杭にはほぐした垂木がすぐに調達できる。ハウス内にはまだプリンスメロンが最後のあがき?いや頑張りを見せていて、あと3,4個は収穫できそうだ。が、まっ、上を稲束で覆ったとしても、熟す妨げにゃならんだろう。

 外は涼しい風が渡っているが、ハウスの中は今なおサウナ。汗をかきかき掛け終えた。ほぉれ、見通しどおり2本の横杭でぴたりじゃねえか。

 これで、ほんとにほんとに!稲刈り終了だ。

 さぁ、暑いくらいの日差しを受けて、どんどん乾いて行ってくれよ。明日、明後日にはヒトメボレ本体は最後の架け替えするからな。ってことはそこから5日、9月の末には脱穀作業ってことだ。いよいよ、新米の収穫だぜぇ!

 


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