著者や出版社には申し訳ない。
新刊本買うより中古がほとんど。勘弁してくれ、年金暮らしじゃままならぬ。余程必要に迫られなきゃ新刊本なんてとても買えんのさ。
これはって思った本でも、価格が2000円超えてたら、まず、目を逸らす。新聞書評欄でも、高価な専門書は最初からスルー。どうしても読みたい時にゃ、中古があるかを確認する。ないか?それじゃ中古に回るまで待つか。
って、調子なので、およそ話題の本とは縁遠い。
なんもジイサンごとき、時代の先端を常に覗いておかなきゃならんわけでもないしな。
台本書くったって、大正から昭和前期が舞台のものが多いし、今時のものの取材じゃ、本よりネットニュースやSNSの方が役に立つ。
それに、本当に本質的な事柄は、数年経ったからって色あせるはずもないしな。
中古本屋、ネットだが、を覗いてみると、けっこう、おっ、これは読み損ねてた、とか、へぇー面白そ、なんて本が超破格値で並んでいたりする。
ただ、いくら本体価格が安くても送料がそれ以上なんて場合もあって、そんなもん払えるか!年金ジジイをバカにすんねぇ。で、同じ本屋で何冊かまとめて送料無料になるまで待つ。
そうやって購入可能ラインをどうにか超えた本屋が3軒、よしっ、正月だ、はぁぁ?雑読できる期間もあと1カ月、台本書きに引きづり込まれるまでの猶予だ。えいっ、クリックだぁぁ!
なんじゃぁ?この雑然さ加減は!桐野夏生に内田樹にジェーン・スー。『ピケティ入門』なんてもんから『日本の近代とは何であったか』に生殖ビジネス・・・
あれっ、あれれ?同じ本、2冊あるぜ。
『生殖医療の衝撃』。何やってんのよ!もう、まったく。
帯カバーがあるのとないのでついうっかりしちまったんだ。って、気づけよ、そんなもん。他に欲しい本あったのに・・・
しみったれた本の買い方してるから罰が当たったんだ、って、そんなこと悔やむってこともさらに惨めな話しだがな。
が、まぁ、本は値段じゃない。新しさじゃない。中身の濃さだ。問題提起の直截さだ。どんな因縁か、ともかく、ここにやって来た本たちだ。しっかり受け止めてやろうじゃないの。
さっ、次はどれを読もうかな。
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