ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

安倍支配社会の崩落!

2024-01-11 11:28:30 | 世の中へ
まず緊急速報だ!
ザ!世界仰天ニュース がとんでもないことやってくれたぜぇ!

『命をかけた赤木ファイル“文書改ざん”の謎』Tverで1/16日まで無料視聴可能だ。
ツイッターXじゃ2日続けてトレンドぶっちぎりの大騒ぎだ。
安倍晋三の「もし事実なら、首相も国会議員も辞める」発言に忖度した財務省職員たちによる公文書改竄騒動、覚えてるか?
あの時、上から無理やり改竄業務を押し付けられた赤木俊夫さんが精神を乱しついに自殺に至った経緯と、その真相究明に取り組む奥さんの、実写映像を含む再現ドラマだ。
問題の急所に、一切の忖度なく迫っている。
「私の雇用主は国民です」これを公務員としての自身の支えとして職務に励んで来た赤木さんの苦しみ、錯乱、そして、自死。真実を求める奥さんの上司、本省、ついには国・首相へと問いかけて行く必死な姿、涙なくして見つめることのできない1時間、みっちりと秘密に迫っている。

凄い、やるなぁ日テレ!
まずは、見て欲しい!上にリンクを貼っておいた。

うやむやのうちに葬り去られたと思っていた、森友加計学園疑惑、その解明を求める動きが民放テレビ局によってシラーっと放たれた、この意味は大きいよ。
この十数年、日本の社会を覆い尽くしてきた安部のベールが引っぺがされようとしてるってことだ。
いや、すでにこの動きははっきりとあった。
安部晋三の不慮の死によって、しだいしだいにその隠された安倍支配社会の大きな歪みがあらわになりつつあるんだ。

まずは、統一教会と自民党との雁字搦めの関係、これが一気に日の目を見た。選挙においても、政策面においても、統一教会に持たれかかり、支配されていた自民党のあり方があらわになった。
安倍晋三の政治信条「美しい日本」や家父長制の重視など、統一教会の教えそのものだったことがわかってしまった。

膨大な資金力と強権的な官僚支配によって党内外を押さえて行く安倍晋三の政治手法も、今、裏金キックバック事件の捜査進行によって暴かれつつある。安倍晋三が警察・検察を牛耳って来たことへの、検察によるある種意趣返しとも見える。

そして、民放テレビ局が解き放たれた。今回の番組放映がそれだ。安部晋三のメディア支配の執拗かつ醜悪なものだったが、その手枷足枷が外れつつあるってことだ。週刊文春が元気に政治家や松本人志などのゴシップを連射し続けているのも、この解放感の表れと見えなくはない。

安部晋三の死から1年半、彼が日本社会に大きく広げた暗いベールが少しずつ引きずり降ろされようとしている。
良かった!
本当に良かった!!
国葬などによって、安倍晋三の過ちが正史として定着せずに良かった。

でも、まだ、安倍的支配はこの国を厚く覆っている。
統一教会の解散命令は提出されたものの、裁判所から命令が発せられるかどうか、微妙な綱引きの状態にある。
検察もどこまで安部派、さらには自民党の金権体質を突き崩すことができるか、ここから先が勝負だ。
赤木さんの問題も再度浮上したってだけのことだ。この先、徹底解明に取り組めるかどうか、それをメディアや野党に強く迫っていけるか。

安部晋三の歴史修正のいびつな願いは広く社会に広まって、差別主義の温床として定着してしまった。
憲法を無視し、法律を足蹴にする強権的な政治支配体制は、菅から岸田に引き継がれ、閣議決定至上主義、予備費増額による恣意的予算執行、軍事力強大化、そして、ど本命・憲法改悪!安倍的魔力は、以前威力を保持している。

ようやく剥がされ始めたこのベール、最後まで取り去ることができるかどうか、忖度や嘘が平気でまかり通る社会を作り替えることができるかどうか、民主主義を取り戻せるのか?
それは国民、有権者の意識と力にかかっているってことだぜ。


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年末は味噌餅成功、また作っちゃおう!

2024-01-10 10:28:09 | 食べ物
何故か上手に作れなかったんだよねぇ、味噌餅。
味噌がモチに混じり込まなかったり、できたモチが柔らかすぎて、いつまでも固まらなかったり。
なんでぇぇぇ?
答えは、簡単!
適当にやってたから。あっちゃ、馬鹿にするな。
あっ、参考にしたネットレシピが間違ってたって時もあった。
そう、その時からだ、自己流、感任せで作るようになったのは。
教訓:ネットレシピを信仰するな!

そこで別のレシピを当たるとか、複数比較するとかいりゃいいのにさ、いい加減な性格だからさぁ、何事も。まっ、こんなもんじゃね?って、味噌の量も砂糖の量も適当、混ぜる時期や仕方もすべて直感、行き当たりばったりの大雑把。
やれやれ3年くらいそれで痛い目を見て来たぜ。えっ、4年も!

さすがに、いかん!このいい加減さでは味噌餅にたどり着けんぞ。ひどい時はついに固まらず、ベタベタのまんまカビが生えた時もあったし。おいおい。

よしっ、今年は几帳面に、評判高いレシピを比較検討の上、決定するぞ。固い決意のもと、たどり着いたレシピ、うーん、ちょっと味噌多すぎねえか?砂糖もこんなに入って大丈夫か?甘すぎってこともあるが、固まらない!ってのが一番の不安材料。
レシピをいくつかはしごして、参考レシピから2割方味噌も砂糖も減らして作ることにしたんだ。
・モチ米1升
・味噌200g
・砂糖300g
味噌と砂糖を減らした分、味が物足りなく成らぬよう、クルミは大量に加えることにした。それと、レシピにはなかったが、青豆を入れよう。

参考にした基本レシピで、あっ、なるほどなぁ!って教わったこと。
一つは味噌と砂糖は加熱しながらよくよく練る。

それと、モチがつき上がる直前、混ぜる練り味噌砂糖は熱々を混ぜて行く。

特に、後の方はとても大事だって気付いた。冷めた練り味噌混ぜるとモチの温度が一気に下がって練り味噌をはじくようになっちまう、そうか、それも失敗の原因だった。
珍しく万全の気配りをして捏ね上げた味噌餅、

翌日には固まってすぐに切れる状態になつたし、上々の仕上がりだった。

美味くできれば、あちこちに送りたくなる。
親戚、知人一通りプレゼントしたら、我が家分がなくなっちまった。
なら作ればいいさ、モチ米はたくさんあるんだし。



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突き出りゃ支持率は上がる!

2024-01-09 10:56:06 | れいわ新選組
山本太郎代表の被災地独行視察がやたら叩かれてる。
議員もボランティアもみんな現地に行くな!言うか?フツウ。制限は必要だろうけど、現地情報上がって来なきゃ、支援活動だって無理だろ!支援の物資はどんどん溜まって、捌くボランティア不足、ドローンも禁止されてて、未だに孤立集落が掴めない。意欲的なボラさんたちも切歯扼腕みたいだぜ。
「また山本太郎だよ、れいわ新選組だよ」って総叩き。おかしいよなぁ、太郎は被災地ボラのプロだぜ、しかも党首、しかも見識豊かだし。
なんせ、主要メディアはほぼ政府の御用機関化してるから、せっかく太郎が貴重な提言も上げても、闇に埋もれそう、なんってこったい!せめて、政治家なら読めよ、ヒントを掴めよ。
山本太郎=スタンドプレーって印象操作、維新と自民党、必死だ。裏金使ってれいわ叩きのツイート・ポストさせてるって確度の高い、まったく同じ文章とか、別人のアカウント借りてるみたいとか、噂もいろいろ出てる。野党の方も、反応は鈍い。なんで、いいものはいい、優れた行動は評価する、そんな当たり前の大人の対応ができないんかねぇ。
まっ、叩いたって、腐したって、太郎の訪問は被災者から感謝されてる、これで判定終わりだぜ。

いくら足引っ張ろうと躍起になっても、最新の世論調査、政党支持率、れいわ新選組、野党第3位に躍進だ。ついに国民、公明、共産、どちらも抜いた。
(グラフは地道で正確な世論動向調査で評価の高い三春むさんからいただきました。いつもありがとう。)

なに舞い上がってんだよ、たかだかコンマ1のレベルで。いやいや、上がった下がったってシーソーじゃない、
10月初めの底からぐんぐんとなんだぜなんだぜ。ほらな、三春さんのお墨付きも出てる。

この上げ潮の理由何か、って?
そりゃ、痛めつけられ続ける人たちの側に立って増税反対、消費税廃止をぶれずに叫び続けてること。それと突き出る行動力!だよ。

国会じゃ体を張った法案反対したろ。くしぶち議員はパネル掲げて10日間の登院停止処分、太郎は採決の際のダイブで懲罰寸前。
与党はもちろん、野党も叩いたねぇ、れいわを、徹底的に。議会の品位を汚すとかって。もちろん、メディアもれいわ叩きに加わった。
四面楚歌!
と、思いきや、それをきっかけに支持率は上向き基調が始まったんだぜ。

次のプラス要因は、増税ダメ絶対デモの全国展開だろな。人々のやり切れない気持ちを明るく楽しいデモで代弁した。課題を決めて実行委員会作ってみんな集まれぇ、って、いつものワンパターンじゃない。弱小政党が呼びかけて、毎週末、全国各地の町をデモで渡り歩いたんだぜ、驚くよなこの常識外れにゃ。支持者もそれに精一杯応えたしな。
世の中のありきたり、諦め、思い込み、国会は議論で勝負とか、地方都市でデモなんかできるか、とか、やったって無駄、言ったってダメって、意識をひっくり返す行動を立て続けにに仕掛けて来たってことさ。

れいわの躍進は、突出した行動によって、この停滞した社会、政治にそっぽ向いてた人たち、政党に反感持ってた人たちの眼を冷ましつつあるからなんだ。

山本太郎の言葉を借りれば、「体を張れよ!」ってことだ。
議員も市民も体張って、立ち向かおうぜ、それしか今のじり貧を打ち破る方法はないって宣言だ。
諦めてる人たち、騙されてる人たち、流されてる人たちを目覚めさせるらゃ、この体張るって行動がどうしたって必要なんだってことだ。

で、今回、山本太郎自身が自分のモットーに従って、体張って被災地に入った。
非難の声が大袈裟に上がっちゃいるが、実はそんなもん上辺だけ、人々のレベルじゃ、れいわ新選組の評価はまた一弾上がるに決まってるんだぜ。
相変わらず大手メディアは無私、しかとを決め込んじゃいるが、じわじわと絶賛の声は広がって行っている。
それが上のグラフから読み取れることさ。

れいわの支持、一気に上がって行くぜ、それ、もう自明だから。
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大晦日は?自家製ピザ!

2024-01-08 10:39:18 | クッキング
もうお約束なんだよね、孫との。
年末年始に訊ねてきたら、昼はピザ!って。
生地捏ねも、1時間後のパイ皮作りもトッピングもすべて自分でできるようになった。そうだよなぁ、4年生だもの。
回りの大人たちは、材料揃えて、時々手助け程度、シェフの仰せのままに。
国産小麦粉、強力400g、薄力200g、塩12g、ドライイースト12グラム、ここににぬるま湯390ml。
まとめたら、捏ねる。

11時に仕込んで、昼、いよいよ、ピザ作りだ。

さすがぁ、丸く延せるようになったぞ。って、ジジイの孫バカかよ!
4等分してベーコン、ソーセージ系を、

2枚とオイルサーディンとスモークサーモンの魚系を1枚。
そして、今年の目玉は、
フルーツピザ!
メープルシロップ入りのホワイトソースを準備、そちらは当方のお役目。
知らなかったろ、白いソースがベースのピザなんて。これ、オリジナルだから。

トッピングはバナナとレーズンと紅玉リンゴのシロップ煮。絶対!美味い!!
去年はやるやる詐欺で、スルーしちまったから、今年は何がなんでも!ね。
焼き方も一工夫。
去年はダイニングの小さめのストーブで焼いたら、うーん、失敗だったかな?
なので今回は広間の大きなストーブで焼くことにした。

これが大正解!燃焼室が広いから、完全に中に入れられるし、火からも離すことができた。
ベーコンソーセージ2枚、焼けるそばからあっという間に平らげ、魚系も美味しく食べて、いよいよ、
フルーツピザ!
ピザ皿、使ってしまったから天板を皿代わりに。
濃厚なデザートの一品!
美味っ!
ぎゅうぎゅう詰めのお腹だが、無理やり押し込むだけの価値は十分あった。
満腹!
これで夕飯も食べるの?
えっ、年越しそばも!?
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能登被災地から山本太郎の提言

2024-01-07 20:49:51 | 世の中へ
被災地に入った山本太郎からの報告が入った。ツイッター等で追っておられる方はすでにお目にされたことと思う。
まだこのレポートにふれておられない方は、ざっと流し読みでも構わないので、眼を通して欲しい。

幾つかの重要かつ緊急の課題が提案されている。
これを見れば、山本太郎が現地入りしたことへの非難がいかに謂われなきものであったかが、了解できるはずだ。
すでに多くの人が述べている通り、彼は災害救援計画立案のプロだと納得していただけるはずだ。

この提言には、いますぐ取り組まれなくてはならない緊急課題もあれば、中期的に実現せねばならぬ対策もあり、災害大国日本が先々避けてとおることのできない政策課題も盛り込まれている。

これらの提言が、国会において真摯に質疑検討されることを願っている。
いや、表向き知らんぷりしても、陰で実行してもらえれば、それでもよい。
このまま推移すれば、多くの災害関連死を生む可能性が大きい。この点だけでも政府、石川県が危機感を持って受け止めてくれることを強く願う。


①能登半島に入り能登町、珠洲市わって、 当事者の声を約二日間に渡り、様々聞きとりした。 (被災地到着後の説明含む様子はこちら→ https://x.com/yamamototaro0/status/1743279608248836530?s=46&t=WKzszsIJjf1Ifd7X6_aPdA… )
 以下、 総理( @kishida230 ) 県知事( @hase3655 )に提案する。
 特に県知事には政府に強く要求いただきたい。
 今回、私が事前に、 そして現地でやり取りをしたNPO団体は10近い。 彼らはこれまで様々な災害現場で活動をしてきている。 能登に入る直前まで福岡、佐賀、千葉、茨城、福島、秋田など全国各地で起こった災害の発災から生活再建に至るまで、 自分の生活を顧みず被災地を支え続ける人たちだ。
 政府は、能登半島地震の被害を どれくらい深刻に受け止めているだろうか。
 彼ら(現地で活動する方々)は今回、 能登の災害を、 「東日本大震災の次くらいのレベル」と 受け止めている。 熊本地震も深刻な災害だったが、 熊本は福岡、大分、宮崎、鹿児島に囲まれている。 何かあってもどこかのルートから 確実な輸送が可能になる。
 一方で、今回の舞台は半島。
 陸路での輸送ルートは限定的。 すでに寸断されている道もある。 そして、 いつ起こるかわからない土砂崩れや雪による倒木などで 新たに道路が寸断される恐れも大きい。 外的要因(外部からの流入)が 様々な搬入のネックと考えるならば、 一刻も早く入り口から制限する以外ない。 【提案◎ 半島の根っこ手前に関所(検問)を置き 交通をコントロールせよ】 
住民とその家族、特定の支援団体、 行政・政府関係者、それらから業務委託を受けている業者、 報道など復旧復興に関わる関係者以外は、 一定期間、能登半島への出入りを制限する。
 現在、国や行政で行われているのは、 「来ないでください」とのお願いと 与野党国会議員と総理大臣の現地視察を控える申し合わせ、というズレた対応のみ。 
これでは本質的な問題は何も解決されない。
 今の状況のままでは本来、 ボランティア受け入れは 長期間無理であり見通しは全く立たないはずだ。 ボランティア受け入れに関しては、 半島の根っこの関所で交通をコントロールした上で、 主要駅からシャトルバスを出し、 ボランティアセンターとのピストン輸送を 基本とするべきである。 

 ②↓
【提案◎ 大幅増員のプッシュ型支援を】
 物資の滞りの原因の全てが、 交通渋滞と説明されているが、 それだけではない。 発災から6日が過ぎている。 すでに様々な集積所、大型避難所には 物資が運び込まれ積み上がっている。
 問題は集積された物資を そこからどう分配するかが、交通整理されていない。 これこそが最大の目詰まりの原因である。 
必要なところに必要な物資や支援が届くためには、 誰がどこにいて、何が必要か理解しなければならない。
小規模な避難所や自主避難所(公民館などで自主的に身を寄せ合う)への 配分はすでに始まっているだろうが、これまでの災害でも課題となっていた 更に見えない部分へのカバーを強化する時だ。 
避難者としてカウントされる人々は 避難所で避難されている被災者である。 その数に在宅避難、車中泊はカウントされない。
 行政からのお知らせを、 「HPでお知らせしています」、とよく説明されるが、 電波やネット環境がない、もしくは不安定であれば、そもそもアクセスが難しい。 
在宅避難、車中泊避難では、 健康状態や食事についてのケアも孤立することになりかねない。
 例えば、 全国の保健師の方々を1人でも多く被災地に派遣し、 在宅避難者や車中泊避難の方々の状態を把握することが 何より優先させなければならない。
 行政からの情報が手に入らない人々が 大勢いる前提に立った運用を大幅な人員増強で行う必要がある。 
車中泊ではエコノミー症候群など有名であるが、 寝る際、燃料節約のためエンジンを切る者が多い。 底冷えする中で毛布もなく 凍える被災者を想像して欲しい。 
私が短い滞在時間で知っただけでも 家族で二台の車に分かれて車中泊を続ける者。 ペットがいるために避難所を諦め車中泊する者。 幼子の夜泣きなどを考えると避難所を遠慮し車中泊する若い家族などがいた。
 眠りは浅く、健康状態を保つことが厳しい上に、 駐車場の空き状況によっては移動を余儀なくされ、 どれくらいの車中泊避難が存在するかを把握することは難しい。 行政からのフォローを受けることも、 行政からの情報発信をキャッチすることも難しくなる恐れがあり、 必要な支援に繋がれる確率も大幅に下がってしまう。
 一時的な車中泊避難のための敷地を用意し、 仮説トイレや配食を確実に受け取れる場として、 誰が車中泊避難を余儀なくされているかを行政が知る必要がある。
 それと並行して、 早急に車中泊避難を解消するための、みなし仮設への誘導、 またはそれぞれの事情にマッチした新たな避難所の開設 (福祉避難所、ペット同伴可など)を急ぐべきである。
 ここ数年で何度か被災したという自治体であれば、 経験が積み上がり有事の仕組みは何とか機能するかもしれない。 でもほとんどがそうではない。 初めての経験である。 
被災自治体の職員も関係者も被災者のひとりである。
 被災者対応と被災者としての自分を両立させる苦しみを背負わせるな。 その皺寄せは、住民に、被災地の復興の遅れに跳ね返る。 今の時点で24時間寝ていない、 他の職員で2日、3日徹夜状態の人もいるなど、 何人にもの被災自治体職員から直接聞いた。
 被災者丸投げに近い復旧復興はもうやめていただきたい。
 プッシュ型というならモノだけでなく、 ロジスティックのノウハウ、 それを達成するための人的・経済的リソースを 国が責任持って全面的に支援するべきである。 
災害対応に関して、 国や地方自治体などからのリエゾン(応援要員)を すでに送り込んでいると言われることもあるだろう。
 これまでのように、 災害対応一年生の職員を 多く送り込まれても機能しない。 国の防災担当も2年~3年で配置換えとなり これまでの経験の蓄積ができていない原因となっていることを改める時期だ。
 過去に被災経験、対応経験のある腕利きを国や各自治体から多く、 出来る限り各被災町村に長期間派遣するべきである。 (派遣元には人材穴埋めの財政措置が必要なことは言うまでもない) 
物はあるのに物がない状態を作り出しているのは、 政府の無責任であり、 それこそが最大の目詰まりの原因である。 プッシュ型とは物資提供だけでないことを 心得るべきである。 @kishida230
@hase3655

③↓
【提案◎ ニーズを聞きとるではなく、支援メニューを示せ】 
「何をやって欲しいですか?」
 パニック状態、 目の前のことで精一杯の状態の時に そう聞かれても、答えられないのが人間ではないだろうか。 それはいち市民でも首長でも同じである。 明日の家族の食事は?明日の住民への食事の提供は? 頭に浮かぶのは目の前のこととなる。
 ニーズを聞き取って対応する、とは聞こえが良い。 でも実は丸投げに近いことを意識していただきたい。 
例えば、自衛隊は要望があれば炊き出しを行えます、お風呂を提供できます、 過去には例外的にこのようなこともやりました、 などなど支援メニューを細かく示しながら被災自治体をバックアップすることはあまり行われていない。
 あくまで例として示したが、 それ以外でも細かくメニューを示し、 国の支援の具体を説明、伴走することを求める。 要望がないからやっていない、のではなく、 何ができるか知らないから要望できない、と 理解していただきたい。
 被災自治体の首長も被災者の1人である。 長期的視点を持って被災住民のために 職務を遂行していただけるよう 意識して国がサポートするべきである。  
【提案◎ いつまでに出来るかの見通しを示せ】
 今回聞きとりを行った全ての被災者に、 最後の質問として「政府が一つだけ何でもやってくれると言うなら何を望むか」と聞いた。 
この災害で自宅全壊となった者でも 国のお金で自宅を再建して欲しい、 とは言わなかった。 出された要望は、 「水」「食事」「トイレ」「お風呂」「電波」が最も多かった。 控えめで自立心旺盛、我慢強い能登の人々が望んだことは目の前のこと。
 加えて、欲しいものは「見通し」であった。
 元旦からお風呂に入っていない被災者たち。 いつお風呂に入れるか、 見通しがわかれば待てる、という。 避難所で自前の灯油で暖をとる被災者。 いつ灯油が届くかの見通しがあれば、 節約しながら何とか凌ぐという。
 でもそのようなインフォメーションはない。
 暗闇の中にいるようだと話されていた。 被災者は無理なお願いを政府にしているのだろうか? 見通しを示してほしい。 現実的で最低限のお願いではないだろうか。 
【提案◎ 現場を見ろ。安心させろ】 交通渋滞による物資の滞りを理由に 総理が被災地入りを見合わせるとの報道があった。 国会議員の視察を含めて控えることを与野党でも合意されたと。
 それについてどう思うかを被災者に聞いた。 
「意味がわからないんですけど」 
「どうしてですか?」 
「ヘリで来れば良いじゃないですか」 との意見が相次いだ。
 総理や政治家が役人からの報告や テキストだけでわかった気になり 被災地のことを決めていくことへの不安感ではないだろうか。
 この極限状態を前に、 現場を自分の眼で見ずに知らずに 政治決定を行えるというなら、 AIが代行すれば良いのではないか? 
AIなら裏金問題や 一部の者だけへの忖度も、 権力維持のことしか考えない振る舞いもしないだろう。
 一方で、目の前で困っているのは 血の通った人間で、この国に生きる大切な宝だ。 総理の被災地訪問の見合わせに対して、 現場を直接見て、被災者の声を聞いて、 しっかり取り組むと約束をして欲しい、 との声が多かった。 
心配するな。国がちゃんとやる、 と能登半島で約束をして、 不安の中にいる能登の人々を安心させていただきたい。 @kishida230 @hase3655 

④↓
【最悪の事態を想定しているか】
 政府は、 この災害が最悪の場合、 何を生み出すことになるか想像できているだろうか。
 先述のNPOの方々は、 このままでは、 
「熊本地震以上の災害関連死を出す恐れがある」、 と懸念している。 
その危機感が政府や永田町にあるだろうか。
  発災時期を考えて貰いたい。 東北の大震災は3月。 熊本地震は4月。 春に向かって、もしくは春に起こった災害だ。 能登半島地震は元旦。 これから更に厳しい寒さへ向かう中で起きた災害だ。 能登半島を含む石川県全域が豪雪地帯である。
 今日から雪は降り始め、 明日には積雪予想20cmの市町村もある。 降雪、積雪の中、 道路の修復や復旧作業は困難。 加えて、通常時、 除雪作業は地元建設業者なども請け負うという。 除雪作業と復旧作業の両輪を廻せると考えるのは 現実を見ているとは言えない。 
(もちろん全国の建設業者を大々的に雇って行うならば可能だろう。 その場合、当然万博は中止、徹底した積極財政で被災地も支える覚悟が必要だ。) 
道路だけの話ではない。 報道にあった首長の話で、 市内の9割全壊・半壊、という状態から考えれば、 この時期からの復旧・復興作業は困難と言える。 
仮設住宅ができるのはいつになるだろう。 避難世帯分の仮説住宅、その土地を賄うならば、 少なくとも更地にしたあとになるのではないか。 完成はGW?それよりも後だろうか。 
その間も避難所での生活を続けるのは無理だ。 すでに衛生環境が良いとは言えず、 ストレスを溜める方々も多く、 避難所によってはインフルエンザが拡大していると聞いた。 トイレ後に手を洗うこともできない避難所が多くを占める。
【提案◎ 広域避難を求める】
 地域ごとにコミュニティーを壊さない広域避難が必要ではないか。 
仮設住宅が整備されるまでの間(春以降までか)、 半島の外で安全で快適に過ごせる宿泊施設を利用した避難所のプランを早急に実行すべき。 2040年問題(少子高齢化による経済や社会維持が危機的状況に陥る)の 最悪シナリオを現時点ですでに上回った状態にあるのが、 現在の珠洲市であると現地の理学療法士から聞いた。 
高齢者はもちろん、 生活をともにする家族を含めて命と暮らしを守るために、 避難所生活を無理に続けさせない大胆な策が今、求められる。 【提案◎ ノウハウある者の雇用・経済的支援を】 
正月明けから本格スタートとなった災害対応の初動の遅れ、 
これまでの災害対応の蓄積を行なって来なかったことによる対応のマズさ、
 復旧・復興作業が滞る厳しい冬の本格化など、
 様々な影響により大幅な災害関連死の増に繋がることを 現場で活動するエキスパートのNPOたちが懸念している。 
災害省などを立ち上げ、このようなエキスパートを 国が雇用、または活動への経済的支援を100%にするなどし、 そのノウハウの蓄積を始めなければ、毎年増え続ける災害に、 彼らが倒れてしまうのも時間の問題かも知れない。
 今も被災地で身を粉にする人々の善意にいつまで甘えるつもりか。
 使命感の搾取をいい加減止めなければならない。
 何より言葉だけではない危機感と合わせて、 能登半島の被災者や昨年の豪雨被害も含めた 忘れられた被災者対応を行うと、今こそ政治が使命感を持つべき時である。 
【最後に◎ いわゆる避難弱者への配慮】
 女性や高齢者、障害者、病気がある人、 薬が必要な人に対する緊急的な支援や配慮が必要であることは言うまでもないが、 現場ではそこまでカバーできる状況でないことが気がかりである。 
ここにおいてのサポート人員増も絶対的に必要であることは最後に書いておく。 以上、現地から荒削りの文だが、現時点で確認した上で政府に提案し、 県知事にも政府に強く要求していただけるよう要望する。 @kishida230
@hase3655

























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