新作に介護ロボット出すぞぉ!
って、いいのかよ、ネタバレさせちゃって。
いいんじゃないか、この芝居、東京阿佐ヶ谷上演に限定だから。2日間で3回公演って言ったって、ホールのキャパは50人!超々の小劇場、完全満席でも150人にしか見てもらえないだし。ブログで話しわかったから見なくていいや、なんて人、まっ、いないよな。
老人問題についてさらっとお勉強済ませたから、
blog.goo.ne.jp/taowatarukaze2014/e/f49a34b898132869fcad93293bd91ecd
今度はヒューマノイド、人型ロボットについてちょい知っておかなくっちゃ。
選んだ本は5冊、
おっ、頑張ったじゃねえか、って、まっ、ざっと眺めての摘まみ読みさ。今さら新知識を実装する気はさらさらない、台本書きに役立ちそうなヒントを拾わせてもらった。
『ロボットとの付き合い方、教えます』と『ロボット21世紀』は瀬名秀明さんの本だ。ほら、『パラサイトイブ』で衝撃のデビュー飾った人だ。当人は薬学部出身の生物系だけど、ロボットにはぞっこんらしくて、特に、前書はロボコンを詳しく紹介したりして、若者にロボットの魅力を丁寧に語り尽くしている。後者はちょっと古いが、ロボット界隈の全容を広く伝えてくれている。
石黒浩さんは、言わずもがな、アンドロイド製作の第一人者、当人のそっくりさん他、マツコデラックスや米朝アンドロイドで、刺激的な挑戦を続けている。アンドロイドの可能性って面も参考になったが、アンドロイドを通して人間を理解するって視点の方も大いに面白かった。特に、心とは他者との関係性の中で感じられるもの、とか、平田オリザさんとの実験的アンドロイド演劇から得られた知見などはとても納得行くものだった。一歩前に出る、とか、首を傾げるとか、相手との距離の取り方とかで、アンドロイドの気持ち!が表現できる、と言った指摘には、演出担当する者として、そうそうそうなんだ!って拍手喝采しちまった。
メタバースも利用できるかも、ってこれはちょっと菜の花座には高嶺の花だったな。アバターが集まる仮想社会、てのも、人嫌い、コミュ障気味のジジイにゃ、縁遠い話題だ、って思っていたら、いいアイディア浮かんでしまったぜ。近未来、葬式にはバーチャルリアリティで参列することになる、どう?ありそうだろ。うん、やっぱり本は眺めて、読むんじゃないのかい?みるもんだ。
『生成AIで世界はこう変わる』今井翔太著、どうして生成AI?
作品の狙いは、ただ介護するだけじゃなく、年寄りの人生に寄り添うような相手をアンドロイドにさせたいってものなんだ。
と、なると、介護相手の記憶とか今の思いとかに付き合えなくちゃならないわけで、そうなりゃ生成AIの出番だろ。
新知識の軽い紹介本じゃあったが、浮ついたところはなく、丁寧かつ網羅的に生成AIについて教えてもらえた、言い本だったな。生成AIはこの先世界を大きく変える!これは間違いない。詳しく知ろう、なんて大それたことは思わないが、尻尾の先くらいは握っておきたいもんだぜ。
って、ことで、資料?はざっと目を通したし、いよいよ、台本書きに入るぞ、あ~ぁ。って、なんだよそのため息は!