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教皇フランシスコの選出に際し聖ピオ十世会本部よりの公式発表

2013年03月14日 | カトリック・ニュースなど
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 新教皇フランシスコ一世が選ばれたことを天主様に感謝します。フランシスコ1世のためにたくさんのお祈りをお願いいたします。初めてのイエズス会出身の教皇様です。新教皇フランシスコ一世が天主様の御助けと共に、最優先課題である、信仰の復興に力を注がれますように!
 ベネディクト十六世前教皇が言ったように「私たちの歴史のこの時点において、本当の問題は、天主が人々の水平線から姿を消し、また一方で天主からの光が消えると同時に、他方で人類は方針を欠き、ますます自分の内部に人類を破壊するような結果が現れ出ていることです。人々を天主へと導くこと、聖書において語り給う天主に導くこと、それが今日、カトリック教会とペトロの後継者との最高で基本的な優先課題なのです。」(2009年3月10日

 愛する兄弟姉妹の皆様の教皇様のためのお祈りを感謝します。
天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)


バチカン放送局の記事より:第266代目ローマ教皇にベルゴリオ枢機卿、教皇名はフランシスコ1世

 第266代目のローマ教皇に、アルゼンチン出身のホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿が選出された。教皇名はフランシスコ1世。新教皇をいだき、バチカンに集った信者たちは歓喜に包まれた。新教皇の選出を告げる白煙がシスティーナ礼拝堂の煙突から上がった後、1時間以上経過した、午後8時すぎ、期待で胸をいっぱいにした聖ペトロ広場の群集の前に、新教皇の名を告げる役である、プロトディアコノのジャン・ルイ・トーラン枢機卿が大聖堂の中央バルコニーに現れた。
人々の割れるような拍手に、すぐに緊張と沈黙が続いた。
「皆さんに大きな喜びをお伝えします。私たちは新しい教皇をいただきました」

 トーラン枢機卿のラテン語の告知に喜びに沸いた会衆は、その新教皇の名を知ろうと、バルコニーを見上げながら一心に耳を傾けた。そして、いよいよ第266代目教皇に選出された枢機卿の名が厳かに告げられた。「ジョルジウム(ホルヘ)・マリウム(マリオ)・ベルゴリオ」。新教皇の名は「フランシスコ」。その瞬間、地響きのような人々の歓声が広がっていった。

 十字架を先頭に、枢機卿らと儀式奉仕者たちを伴い、白スータンと短白衣を身につけた新教皇フランシスコ1世がバルコニーに現れた。祝福のしるしをしながら、人々の割れるような拍手と歓声に応えた。そして、新教皇は次のように第一声を述べた。

「兄弟姉妹の皆さん、こんばんは。皆さんもご存知のように、コンクラーベの義務はローマ司教(教皇)を選ぶことです。わたしの兄弟なる枢機卿たちは、その教皇を世界の果てまで探しに行ったようです。しかし、わたしたちはここにいます。皆さんの歓迎に感謝します。ローマ教区の共同体、ありがとう。」

 新教皇は、人々の歓迎に感謝を表し、何よりも先に前教皇ベネディクト16世のために祈りたいと述べ、皆と共に「主の祈り」「天使祝詞」「栄光唱」を唱えた。続いて新教皇は次のように話した。

「これから司教と民の、愛のうちにすべての教会をまとめるこのローマの教会の歩みを始めましょう。それは兄弟愛と相互信頼の歩みです。いつもわたしたちのため、互いのために祈りましょう。全世界のために祈りましょう。そこに大きな兄弟愛がありますように。」

「今日からわたしたちが始めるこの教会の歩み、わたしを補佐するのは、ここにおいでのローマ教区教皇代理司教の枢機卿ですが、この歩みがこの大変美しい街の福音に実りをもたらすよう願っています。」

「今から祝福をおくりたく思いますが、その前に皆さんにお願いがあります。司教が民を祝福する前に、主がわたしを祝福してくださるように皆さんが祈ってください。それは司教の祝福を願う民の祈りです。沈黙のうちにわたしに対するこの祈りをしてください。」

 そして、フランシスコ1世は、「これから、皆さんと全世界、すべての善意の人々に祝福をおくります」と述べ、教皇として最初の「ウルビ・エト・オルビ」(ローマと世界に向けた教皇祝福)をおくった。

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教皇フランシスコの選出に際し聖ピオ十世会本部よりの公式発表


 教皇フランシスコ選出のニュースに対し、聖ピオ十世会は、全能の天主がこの重責の遂行に必要な恩寵を、新教皇に溢れるばかりに垂れ給うようにと祈る。
 願わくは新教皇が天主の御摂理に強められ、聖ピオ十世が自らの教皇職の始めより宣言したその権威とともに「信仰の内に兄弟たちを堅め」[1] 給わんことを。すなわち「私は、人間社会の前で、その権威を私が預かる天主のしもべとしてのみあることを望み、天主の助けを持ってそれ以外の何者でもないであろう。天主の利益が私の利益であり、私は全ての力と私のこの命さえもその利益のために使うことを決心している。」[2]

 新教皇が自らの教皇名に選んだアシジの聖フランチスコは、十字架につけられた救い主が「行け、フランチスコよ、我が教会を建て直せ」と言われるのを聞いた。聖ピオ十世会の司教たち、司祭たち、修道者たちは、そのような精神においてこそ、それぞれの能力に応じて、聖なるカトリック・ローマ教会への愛の故に、「すべてをキリストにおいて復興し、キリストがすべてとなりすべてのうちに在る」[3] ようにするため、という子としての忠孝を込めた望みを、聖父たる教皇に保証するものである。


二〇一三年三月十三日、メンツィンゲンにて

[1] ルカ二十二章三十二節
[2] 聖ピオ十世回勅「エ・スプレミ・アポストラートゥス」 (一九〇三年十月四日)
[3] エフェゾ一章十節、コリント前三章十一節


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