2020年7月12日(主日)聖霊降臨後第6主日のミサ
聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父 ミサのお知らせ(東京)
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。
聖なる日本の殉教者巡回教会にようこそ。
今日は2020年7月12日、聖霊降臨後第6主日のミサをしております。
7月23日の海(産み)の日にも、ここで同じ時間にミサがあります。朝9時からと11時からと12時半からミサがあります。そして午後の16時から、常磐公園という東京駅のすぐ近くから、日比谷公園まで、ファチマのマリア様と共にマーチ・フォー・ライフがあります。皆さん是非いらして下さい。・・・
アメリカでは、一人の黒人の方が、麻薬の疑いがある等という事で警察によって取り調べられている間に、残念な事に亡くなってしまいました。たった一人の黒人の方の命を巡って、アメリカが大混乱に陥りました。今でも続いています。「命を守らなければならない!」大暴動が起こりました。
2017年、日本で、1年間だけで、日本のお母さんの胎内にいる赤ちゃん、何の罪もなくスヤスヤとすくすくと育っている赤ちゃんが、都合が悪い、という事で、あるいはその他の理由で、16万4621名、16万4千!! 日本で、その年に生まれるはずの7人に1人が亡くなりました。
もしもこのような事を続けていたら、天主様は私たちに、その無罪の子供たちの血を要求するに違いありません。誰かが代わって、償いの血を流す事になります。つまり大戦争、大災害などが起こる危険があります。これは、私たちがそれに目が覚める為です。
私たちはですから、ちょうどアブラハムがソドムとゴモラの街に言ったように、「どうぞ、ヤーウェ。もしもここに50人の良い方が義人がいるならば、その50人の為に、そのソドムとゴモラの街を滅ぼすのですか?」「いや。」
「40名。」「滅ぼさない、その40名の為に滅ぼさない。」
「30名。」「その30名の為に滅ぼさない。」
「20名。」「20名の為に滅ぼさない。」
「10名。」「10名の為に滅ぼさない。」
もうこれ以上バーゲンをする事はアブラハムはやめましたけれども、しかしそれも足りませんでした。ソドムとゴモラは滅ぼされてしまいました。
ですから私たちは、足りないかもしれません。私たちの血が将来流されるのを防ぐ為に、足りないかもしれません。そこで、マリア様に来て頂いて、「ファチマのマリア様がここにいるので、どうぞ憐れんで下さい。どうぞ私たちを赦して下さい。どうぞ、どうぞこの罪のない赤ちゃんたちが亡くなったという事を、マリア様に免じて憐れんで下さい」とお願いしようと思っています。
そこで是非、愛する皆さんに来て下さるようにお願い致します。
本当ならば、大司教様や神父様たちの指導の下に、リーダーシップの下に、私たちも参加したいのですけれども、... 何もないので、私たちは私たちの命を守る為にも、赤ちゃんの命を守る為にも、仕方がなく、私たちがしなければなりません。どうぞいらして下さい。
コロナウィルスの為に数百名の方々が日本で亡くなりました。しかし自分の命の危険も顧みず、お医者さん達が一生懸命、命を守ろうと全力を尽くしています。それを見て、色んな市役所の役員の人たちが一斉にある時、時間を決めて、警報と共に立ち上がって、拍手を送って、そしてお医者さん達に感謝しました。
東京のその都庁の色が感謝の色に変わる、あるいは防衛庁の防衛大臣がブルーインパルスを飛ばして感謝する、もしもそのような事が日本であるならば、もしもその私たちのこのマーチを見て、天使たちが感謝して、私たちの祖国の周りを守って、お祈りして下さるに違いありません。殺されるべき亡くなってしまうべきだった赤ちゃんたちも、私たちに感謝するに違いありません。
イエズス様も、「最も小さな者にした事は、私にした事だ。命を守ってくれてありがとう」と感謝して下さるに違いありません。
ぜひ皆さん、いらして下さい。
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。