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「ローマ・ミサ典礼書は、トリエント公会議の教令に基づき、公布され、・・・無数の聖徒が、天主に対する信仰心を豊かに養ってきた」(パウロ六世 1969年4月3日「ミサーレ・ロマーヌム」)

2019年07月20日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

巡礼者の小道(Pursuing Veritas)さんが、「西方キリスト教世界の存亡は「ラテン語伝統ミサ」の存続にかかっていると思う。」という記事を書かれていて、私もその通りだと思いました。

教会建築、教会音楽、教会美術、その他全ての天才的な芸術の源は、ラテン語の聖伝のミサのためにあったからです。

聖人の聖徳、殉教者の剛毅、童貞女らの純潔、正統教理、崇高な倫理は、ラテン語の聖伝のミサによって養われてきたからです。

「ローマ・ミサ典礼書は、さきに、...トリエント公会議の教令に基づき、1570年、私の先任者聖ピオ五世によって公布されたものでありますが、それが同じ聖なる教会会議を通じて、キリストの全教会に広く行き渡った多くのすばらしい成果の一つであることは、衆人の認めるところであります。
 四世紀に亘って、ラテン典礼の司祭が、聖体のいけにえをこれを基準として捧げてきたばかりでなく、福音の宣布者は、地球のほとんど至る所に、これを携えていったのであります。また教皇グレゴリオ一世がその大部分を企画編集したローマ・ミサ典礼書にある聖書朗読と祈願を通して、無数の聖徒が、天主に対する信仰心を豊かに養ってきたのであります。」(パウロ六世 1969年4月3日使徒座憲章「ミサーレ・ロマーヌム」

この記事を巡礼者の小道(Pursuing Veritas)さんに感謝します!

天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)


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