Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

今年こそは東の博士や羊飼いたちに倣ってイエズス様をお愛し申し上げる年となりますように

2021年01月25日 | お説教・霊的講話
喜びの玄義 第3玄義黙想
2021年1月2日(初土)御聖体降福式にて
聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父

『喜びの玄義 第3玄義:この一連を捧げて、主の降誕し給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて、清貧の徳を乞い願わん。』

初土の信心として、御聖体のイエズス様の御前で、15分間、ロザリオの玄義を黙想致しましょう。

今日は特に、喜びの第3玄義、主の降誕し給いたる神秘、御降誕の神秘を黙想する事を提案します。

特にイエズス様の、私たちに対する想像を超えるような愛、この愛が、愛だけが、イエズス様をこの地上に呼び起こして、か弱い幼児として、赤子として生まれさせた、ことを黙想しましょう。

しかも人々から捨てられて、旅の途中に、家もなく、暖房もなく、真冬に、凍えながらお生まれになる事さえも御望みになられた、このイエズス様の愛を黙想致しましょう。

イエズス様が私たちに対してお持ちになる、これほどの愛。この同じ愛で、御聖体において、日々、私たちの祭壇の上にお生まれになられます。私たちの霊魂にお越しになります。

今年こそは、ベトレへムの人々のようではなく、東の博士や羊飼いたちに倣って、イエズス様をお愛し申し上げる年となりますように。

多くの人はイエズス様を、イエズス様の愛を、受け入れようとしません。かつては幼児として、現在では御聖体としてお越しになるイエズス様は、冷たく扱われています。残念ながら。

マリア様もヨゼフ様も、イエズス様が御生まれになる時に、「なるべく良い場所を与えたい、提供したい」と思って、心を砕きました。「救い主に与える部屋がない」と知らされた時、どれほど御悲しみだった事でしょうか。

現代、イエズス様に対して、人々が心を閉ざしているのをご覧になって、マリア様もヨゼフ様も、どれほど御悲しみでしょうか。

この人々に代わって、マリア様とヨゼフ様は、イエズス様をより熱心に、一層熱心に、礼拝と感謝を捧げました。私たちもそれに加わりましょう、御恵みによって。拙い、貧しい祈りも、私たちの祈りも添えて、御捧げ致します。

「イエズス様、過去、イエズス様をお受けせずに、追い出してしまった事を、一身に悔やみます。イエズス様を愛する御恵みを与えて下さい。この一年、イエズス様をますますお愛しするのをお許し下さい。」

「マリア様、イエズス様の傍を離れないように、守って下さい。」

「聖ヨゼフ、御身の、イエズス様とマリア様に対する愛を、与えて下さい。」





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