Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

【参考情報】ヴィガノ・テープ質問8と9:ヴィガノ大司教「私たちを憂慮させているのは、大衆が自ら専制体制下に置かれるのを許していることです。」

2021年10月21日 | カトリック・ニュースなど

【参考情報】ヴィガノ・テープ:「子どもを守れ」
質問8

The Vigano Tapes: “Protect the Children”
Question #8

【質問8】つまり、大司教様が本当におっしゃりたいのは、混沌には二つのタイプがあり得るということですね。一つは合法的でない命令に対する卑屈な服従というタイプで、もう一つは合法的な命令に対する反逆的な不従順というタイプです。この二つをどのようにして区別するのでしょうか? そして、この二つを区別するとき、濫用に抵抗するために私たちにできることは何でしょうか? 具体的にどのようにして、これらの濫用に抵抗することができるでしょうか?

【回答】世俗の領域では、現在のパンデミックのナラティブ(物語)や、すぐにパンデミックに代わるかもしれない「気候変動の緊急事態」への協力を、拒否する必要があります。違法な規制や、市民を具体的な健康リスクにさらすような規制を無視することは、道徳的に合法であり、状況によっては義務でさえあります。報復の恐れに直面していても、自分や自分の子どもの命や健康を危険にさらすことは決してできません。なぜなら、その場合、私たちが参加することは、私たちが天主の御前で有罪となり、天主の罰を受けるに値するからです。実験的な遺伝子血清の投与は、絶対に認められません。その血清の製造の過程で子どもたちが妊娠三カ月で殺されています。その子どもたちの血は、それを製造する人々、それを押し付ける人々、そしてそれを受ける人々に降りかかるでしょう。

犠牲者の数がワクチンとされるものの犠牲者よりも少ない疑似パンデミックが、天賦の自由や市民の権利に規制や制限を加えるためのアリバイとなることは、いかなる場合でも容認されるべきではありません。そして、権力の奴隷であり、この陰謀の共犯者であるメディアが、反対意見をすべて検閲するならば、ジョージ・オーウェルが描いたディストピア社会が、単一の方向性のもと、正確な台本に沿って実現されていることを確信させるはずです。私は昨年の「訴え」でそのことを非難しましたが、今日それを読み返しても、私が不当に警鐘を鳴らしたと告発できる人はいないでしょう。

忘れてはならないのは、2010年以降、ロックフェラー財団がこの数年間の四つのシナリオを予測し、そのうちの一つがパンデミックの「ロックステップ」(lockstep)【足並みをそろえる】だったことです。これらすべてのシナリオについてロードマップが研究されていますが、パンデミックに関係するロードマップが本質的に予測通りの結果となっているのは憂慮すべきことです(「テクノロジーと国際開発の未来のためのシナリオ」[Scenarios for the Future of Technology and International Development]はこちら)。

ここ数日、世界各地で発生した何千もの火災は、主流メディアに気候変動の緊急事態について叫ぶ口実を与えています。その緊急事態の名の下に、彼らはすでに、新たな都市封鎖や、新たな形の自由・権利の制限に備えなければならないだろうと私たちに警告しています。しかしその後、世界的なサイバー攻撃や経済危機など、すでに研究され、綿密に計画され、その最初の兆候を私たちが観察できるものもあります。これらの戦略はすべて、個人への攻撃を目的としています。つまり、個人の情動性や日々のリズム、仕事において、孤立させられ、攻撃されるのであり、また、均一かつ匿名の方法で大衆を攻撃するのです。

反対する人々、つまり、モルモットにされることを受け入れず、世界の人口が慢性病患者の集団に変えられて一割が減少するのを見ることを受け入ない人々は、前世紀の他の独裁政権の時代と同じように、いや、それ以上に不従順が必要であることを理解しなければなりません。第二次世界大戦後のレトリックを反ナチズムに基づいて構築してきたのに、強制収容所を可能にしたのと同じ差別が、より冷酷な形でいま再び発生していることを誰も認識していないのは憂慮すべきことです。20世紀の全体主義体制は、イスラエル国家をはじめとする今日起きている事態の準備実験ではなかったのだろうかと疑問に思われるでしょう。

そして、私たちを憂慮させているのは、大衆が自ら専制体制下に置かれるのを許していることです。しかも、現代はまさに、革命が近代性の重要なテーマの一つであるにもかかわらず、さらには、この革命の原理が、第二バチカン公会議によって、まさに聖なる領域に入り込んだ時代であるにもかかわらず、です。しかし、純粋なカトリックの見方からすれば、混沌(カオス)は、良き権威への反抗と、悪しき権威への卑屈な従順の両方で、いま私たちの目の前にある転覆において、自ら姿を現しているのです。これは、その時代錯誤的な傲慢さを見せて、私たちを信じられない気持ちにさせます。

 

ヴィガノ・テープ:「私たちは決して受け入れない」
質問9

The Vigano Tapes: “In no way can we accept”
Question #9


【質問9】大司教様、大司教様はもう一度、人々がモルモットとして使われていること、健康対策のために人間が慢性的な病気になっていることについて、非常に劇的な言葉で語っておられます。また、大司教様が一種の新しい全体主義と呼んでおられるものに抵抗することを私たちに求めておられます。しかし、本当の事実を理解することができず、自分たちの立場が本当のところはどうなのかを実際に知ることができない状態で、私たちが直面している脅威について、本当に統一された結論を出すことができるでしょうか? 大司教様は何を提案なさいますか? 大司教様、例を挙げていただけますか?

【回答】私は、私たちが直面している欺瞞を指し示して人々の目を開かせることが重要だと考えています。それは、誤った前提に基づく欺瞞であって、あらかじめ巧みに作られ、ドグマ的(教条的)に押し付けられたものです。それは、すでに計画され・実行された誤った解決策を正当化するためのものでした。

パンデミックは、通常の状況であれば大衆に軽蔑をもって拒否されるような社会的統制を押し付けることを目的としていましたが、メディアによるテロリズムと、医師、政治家、裁判官、法執行機関の共犯のおかげで、多くの国々で、さらには教会施設そのものにも、導入ができるようになりました。サンタマルタ(ベルゴリオが住む住居)では、グリーンパスがなければカフェテリアで食事をすることができず、多くのカトリック学校や大学では、すべての職員と学生にワクチンの接種が義務付けられています。まもなく、私たちは、旅行や官公庁への入館、投票、教会へ行くために、ワクチンパスポートの提示を求められるようになるでしょう。

私はこの点を明確にしたいと思います。問題の次元を理解することがなければ、問題の作者を認識してその目的を見極めることがなければ、私たちは決してその問題から抜け出すことはできません。なぜなら、主は私たちを助けに来られるために、私たちが、自分を苦しめている悪を認識し、その原因を理解し、その後、主に赦しを願って償うことを望んでおられるからです。

ですから、この地上が地獄のようになってしまった原因は、天主を捨ててしまったことであり、この世的・霊的な主権において天主を否定してしまったことであり、王冠を奪って敵【悪魔】に与えてしまったことです。現在の社会が、キリストの十字架を踏みにじることができるという錯覚の中で、自らをサタンの奴隷にしてしまったことを理解したとき、初めて私たちは天主の御あわれみを請い求め、天主のご介入を懇願することができるのです。



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