12月11日、いろいろあった漢字検定協会から、今年の漢字が発表になった。
一時は例年おこなわれていた、清水寺(京都市東山区)での発表イベントもできなくなるかといわれていたが、今年も実施。同寺・森清範貫主が大型の和紙に力強く揮毫(きごう)した。 |
新。。。。
「新政権」の「新」かなあと思ったけど、これは違う感じがしている。民主党政権も自民党政権も仮想的を作り、劇場型。一方的に悪者を作り、切り捨てることは何も変わらない。特に今回義務教育(小学校英語教育)にかけるお金を削ることには非常に怒りを覚える。ろくに勉強もしていないで、なおかつ、法律上どういう権限があるのかわらなない「仕分け人」(この用語自体がお遊び気分、人民裁判風で日本ではないように見えて不気味)が下した判断はいずれ国益に反する。この件はいずれ書くことにしたい。
仮想敵か実体敵かはともかく、小泉純一郎氏が自民党(の、自民党的なもの)をたたく相手にしたことと、鳩山由紀夫氏が官僚依存政治打破というワードを掲げ、政治主導ということを強調していることに、何か変わったことがあるか、新しさがあるかというと、なにも新しくは感じない。いずれも劇場型である。特に兄弟そろって数千万円の”子ども手当”をもらっている人間が、新しい政治とかいっても、冗談にしか思えない。
…政権は新しいかもしれないが、政治家はちっとも新しくはない。これが結論だ。
何が「新」なんだろう?
同僚とも話しをしたが、一番多かったのは「新型インフルエンザ」の「新」だった。まあ、裁判員制度とか、高速道路の割引とかも「新制度」で「新」かもしれないけど、そんなに印象深くはない。
何が新しいんだろう?
実は「新しくなりたい」の「新」なのかもしれない。そんな感じがした。実は「漢字検定協会新規巻き返し」の「新」ではという意見もあった。案外これなんか当たっていると思うのだが。
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昨年のエントリ
2008.12.17、「2008年、今年の漢字」
このエントリに、それ以前のエントリも取り上げてあります。