全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

「南方先生、先生は未来から来たお人でしょう...

2009-12-22 04:26:50 | 全英連参加者 2009

 緒方洪庵(武田鉄矢さん)が南方仁(大沢たかおさん)に問いかける。

 「JIN -仁-」第7回の放送、死期を悟った洪庵が、医師としての夢を仁に語り、希望を託す。いいシーンだった。他にも何回か、「未来」という単語を江戸時代の人が話すシーンがあった。確か咲(綾瀬はるかさん)も言っていたと思う。ドラマだからど~の、こ~のいう方が間違えている。だが、この「未来」という言葉、江戸時代に存在したのだろうか。少なくとも、日常語として使われたと推定できる語なのだろうか。妙に気になっていた。

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 未来

 「未だ、来たらず」
 で、いいのかな。漢語のような気がする。

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 おそらく、漢語としては江戸時代の知識人ならば、読んだらわかっただろう。そう思う。文語だ。
 「未来」という言葉を調べてみると、「後年」と同義語である。しかし「未来」は「後年」「将来」「これから」と異なり、「現在よりもいい」のニュアンスが含まれるもののようだ。
 英語の場合、futureをOED等で調べれば、何世紀に英語に入った言葉かわかる。この語は14c.に英語に入っている。日本語はこういうの調べられるのかな。ちょっと国語の先生にご教授願うかな。。。

 もうちょっと、調査を継続しよう。

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