新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

やっぱり塩野七生さん!

2024年02月08日 | 本・新聞小説
正月に来た時に、世界史が好きという高1の孫が「何か面白い小説はない?」
すぐに塩野七生さんが頭に浮かびましたが、塩野さんの「ローマ人の物語」を初めとする文庫本70冊ほどは全て処分していました。
心にひっかかるものがあり辛うじて残していたものが『海の都の物語ヴェネツィァ共和国の一千年』『コンスタンティノープルの陥落』『ローマ亡き後の地中海世界』です。それを喜んで持って帰りました。

順序として『海の都の・・』『コンスタンティノープル・・』の後に、イタリア三部作の『緋色のヴェネツィア』『銀色のフィレンツェ』『黄金のローマ』と続けて欲しいと思い、ネットで探しました。

すると増訂版『小説イタリア・ルネサンス』と名を変えて4巻に生まれ変わっていました。
増版の部分が気になり、このまま孫に配達してもらう前に、自分が読みたいと我が家に届けてもらいました。

20年前に読んだはずなのに、面白くて、面白くて、息継ぐ間もなく読了!
塩野さんの配偶者の祖先はヴェネツィアと聞いたことがあり、4巻目もヴェネツィアの話。塩野さんのヴェネツィア愛に引き込まれて私もヴェネツィアが好き!
文化勲章受章を聞いた時は「やっぱり!」と嬉しくなりました。

『ローマ人の物語』は文庫本で43冊。孫がこの本を読みたいと言ってきたら、即、送るつもりですが。
待っています。




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