猛暑猛暑と嘆きながらも、やはり栗の季節は確実にやってきました。我が家の秋のレシピの定番となった渋皮煮とそれを応用したマロングラッセを作りました。
まるまる太った2キロの栗は、早めに購入したので虫が入っていません。時期を外せば何割かに虫が入っていて出鼻をくじかれることがあります。
このところ鬼皮剥きは夫の作業になっており、便利グッズ「くりくり坊主」の出番です。コツがわかってきて、剥き方は「はなまる」です。
- 鍋に鬼皮を剥いた栗に水と小さじ2のタンサンをいれて一晩置きます。
- 鍋の水を捨てて、また水とタンサン小さじ2を入れて30分間コトコトと煮ます。
- 鍋のお湯を捨て、今度は水だけで同じように30分煮ます。
- お湯を捨てて、もう一度水を入れ替えて同じように30分煮ます。
- ぬるま湯の中で筋を取り、栗は1キロずつ2つに分けます。
まず渋皮煮
- 砂糖400グラムとひたひたの水を加えて、50分煮ます。
- 醤油大さじ1杯半を入れ5分煮ます。
- 汁を含ませながら一晩おいたらおいしくなります。
次にマロングラッセ
- 1リットルの水と400グラムの砂糖(ザラメがコクが出ます)を鍋で煮溶かして、栗を入れて煮たってから30分煮ます。このまま一晩置きます。
- 栗をとりだした鍋に、砂糖400グラムを追加して煮溶かし、栗を戻して30分煮ます。またこのまま一晩置きます。
- 鍋ごと火にかけて、栗が踊らないように注意しながら、ごく弱火で煮汁がとろっとするまで煮詰めます。90分ぐらい煮ました。
- 最後にケーキ用のブランデー大さじ5とバニラエッセンス数滴を入れます。ここで奮発してナポレオン大さじ1を追加しました。風味がぐんと増します。煮汁ごと保存瓶にいれて冷蔵庫で保存するとかなり持ちます。
マロングラッセもですか。綺麗な仕上がりです。それに綺麗なカップの紅茶も美味しそうです。
親父はTVの前で栗を剥いています。
明日あたり,栗ごはんでしょうか???
マロングラッセといえば、ばーばが勤めていた会社の会長さんが
ばーばの誕生日にノリタケのお皿かマロングラッセを届けてくださってたことを
思い出しました。
いかにも昭和世代のワンマン経営者でしたが気配りもできその上なかなか
お洒落で小粋なじーさんでじーじも先々そうありたいと思ってるんですが
道は遠いですねえ。
半分くらい剥くのを失敗し、渋皮入り栗餡になりました。^^;
でも、味は美味しく。今年も大満足です。
それにしても、一年に1度の登場と考えても、大量の栗をむくので、やっぱりくりくり坊主君が欲しくなりますねぇ。
手が滑るから、渋皮を傷つけちゃって失敗するからなぁ~。
渋抜きするときにかなり濃い色が出ますね。
排水パイプがl染まらないかと気になって、庭の草が生えて
ほしくないところに捨てますが、土が渋皮色に染まってしまいました。
お湯だし、しばらくは草も生えないでしょう。
≫酒徒善人さん
テレビの前で栗の皮むきは、頼むほうも本人も肩が凝らないと思います。
そういえば、夫はNHK「クローズアップ現代」の『イケダン』を見ながら
剥いていました。
若い世代で、家事も育児も手伝うイケてるダンナということらしいですよ。
≫博多のじーじさん
栗はやはり9月までに求めたほうが渋皮がやわらかいような気がします。
10月半ばになると渋皮が厚くなるような・・・。
少しずつ時期をずらして3キロ作りました。
ノリタケと言えば名古屋にノリタケの森がありましたよ。
≫mokaさん
栗ご飯はどうもうまく炊けないのです。
だからついついお砂糖とブランデーでごまかしのきくマロングラッセに
なってしまいます。
今日、カボスが大量に送られてきて、ポン酢作りを始めます。
作秋のポン酢が春先まで持ちました。
ポン酢は手づくりに限ります。
≫ゆうさん
「栗くり坊主」を使い始めて15年ぐらいになります。
添付の代え刃をなくしてしまいましたが、全く代える必要は
ないくらいに丈夫です。
包丁を使っている頃は生キズが絶えませんでした(*^-'*)>
≫ももりさん
京都はクリもおいしいし和菓子もおいしいから、迷わずに
職人さんの味を楽しんでいいと思います。
散策の途中でお抹茶と和菓子でひと休み・・・とくれば、京都の秋を
独り占めって感じですね。