新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

「コンサートに行ってきます!」

2020年12月13日 | 音楽
「チケット取ってるから、今からコンサートに行ってきまーす。チケット代2750円も払ったし。(ふ、ふ、ふ)」
「えっ!今から?どこへ行くんだ?#×÷׶?#××××(゚ロ゚ノ)ノ・・・」
「・・・そう、今から。・・・・・・2階によ。」
「あぁ、そういうことぉ・・・」
ということでちょっと意地悪して、ミルクティーを片手に2階のパソコン部屋へ。
1時間40分楽しんで階下に行くと、感激覚めやらずのうちにブログに書いておきます。

「角野隼斗ピアノリサイタル」 20時開演、有料ライブ配信です。

サントリーホールからです。

ピアノソナタ第0番「奏鳴」(角野隼斗オリジナルです)

ティンカーランド(角野隼斗)。ピアノとトイピアノとピアニカを同時に弾きながらのスゴ技演奏。これもオリジナル。

時々トークが入り、画面端にチャットが国内外から早送り状態で流れます。配信でもライブだからみんな感激、興奮しているのがわかり、臨場感があります。

暗い雲:リスト、死の舞踏:リスト、大猫のワルツ:角野隼斗、ジャジーな「アイ・ガット・リズム」:ガーシュイン、ノクターン9番:ショパン、ラ・カンパネラ:リスト、ハンガリー狂詩曲第2番:リスト、大きな古時計、英雄ポロネーズ:ショパン

素晴らしい演奏でした。今日の昼の部は生演奏で観客が入ります。コンサートのチケットは早くからsold out表示でした。確かにあの演奏には惹き付けるものがあります。

クラシックの伝統を繋いでいくなかで、何か新しいものを入れていきたい、それがいいことかわからないけど、と自分の行く道をしっかり見据えた演奏家としての苦悩も垣間見えました。
他の対談ではっきり「ピアニスト」という言葉が出ていたので、これからは研究者としてでなく大学院で学んだことを音楽に生かしていくということでしょう。恐るべき才能です。編曲ばかりでなくオリジナル曲もあります。オリジナルの「ピアノソナタ第0番」は作曲する者の謙虚なスタートを意味してるようです。

生演奏の半分の料金で、右から、左から、上から、指が丸見え!数台のカメラもピアニストのキャラクターを余すところなく捉えていました。
ストリーミングの楽しさは格別で満足でした。これから1週間は登録IDとパスワードで何回も聴けるサービス付きです。

コロナで演奏の形態が様変わり。これからは日常的にこういうストリーミングコンサートが増える気がします。チャットも世界的でした。

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