6年も愛用していたiPod nano。ところが昨年11月中旬に、Appleから 『iPod nano(1st generation)のバッテリーが過熱して安全上の問題を引き起こす可能性があることを確認しております。対象となるのは2005年9月から2006年12月の間に販売されたものです。・・・・・iPod nano(1st generatio)をお持ちのお客様は使用を中止し、無料交換手続きをされることをおすすめいたします』 というメールが入りました。
原因はこのバッテリーを生産したメーカーに原因があることが確認されたこと、実際に加熱事故が発生する可能性は極めて低いが、経年化によってその可能性が高くなるというものでした。
若者の心をとりこにするジョブズ氏の発想に我が家の若者たちも飛びついて、発売後すぐに私にプレゼントしてくれました。6年間も使えば普通は保証期間を過ぎるころだし、それを新品に取り換えてくれる・・・となると心が揺れました。
というこで、交換してくれるならと手続きをとりました。 で、ひと月後に送ってきたのがこれ・・・。
「???」「これはバッテリーなのかしら?」。本体は後で送ってくるのだろうと、待てど待てどその気配がありません。電話で確かめると、なんと4センチ四方の握ればつぶれそうなサイズのものが現在のiPod nanoだそうで、最新のものに交換したということです。
写真のケースの長方形部分が元のサイズ、半分の正方形が今のサイズ。容量は2倍の8Mに、価格は3分の1になっており、デジタルの進歩のめざましさに特に私のような素人はついて行くのが大変です。
iPodの使用開始に至るまでが大変で、パソコンにiPodソフトウェアをインストールして、iTunesをダウンロードしてCDから音楽を取り込んだり、Webから音楽をダウンロードしたり、iPodと同期化して・・・と私には緊張の操作です。でも書店でちゃんとその操作方法の本が販売されており、カラー印刷で操作の手順番号がふられた親切なものがあります。でもパソコンを変えたり、今度のようにシリアル番号が変わったりすると、変更したり最初からやり直したりしなくてはいけないので、面倒でまだパソコンにつないでいません。
ちょうどこの交換手続中にジョブズ氏が亡くなり、世界中の大勢の若者が悲しんでいる姿がニュースで流れました。
最近の新聞に載った電化製品の発火状況を見てみると、iPodの発火は3件でした。このために全部を取り換えたんですね~。発売当時は予約が殺到して大人気のようでしたが、この数をすべて新品と交換・・・。やはりAppleの良心と資金力だ思いました。
アナログのひとはいいなあ、などとも。
でも海外一人旅にはPCを駆使しなければ満足できる旅行にならないので、やむをえませんが…
ちょっとやってみたいなという気もありますが。
旅先で検索できたらどんなに楽だろうと思う時があります。
KLMの前日のアップグレードもパソコンでスイスイだったんですね。
デジタルものは手間が省けることは楽ですが、立て続けに
デジカメ、洗濯機、テレビ、ボイラー、シャワレットがトラぶり、
故障もしやすいですね。
アナログの大型の電子レンジは30数年使っていてまだまだ一度も
故障無しです。私のお気に入りの宝物なんですよ。
でもホテルや劇場によってはファックスや電話の予約を好むところもありますので、これは試してみないとなんても言えないのですが。
でも英語、伊語、PCとあまりにもぴったりだったもので。
FAXの威力も大したものですね。
ずーーーーっと前、まだパソコンをしていない時に
バーンズ・コレクションの予約をするのにFAXを入れた
ことがあります。
人数制限の厳しい所だけあって、次の機会をお待ちしていますと
丁寧な返事がFAXで戻ってきました。
まだまだ海外電話の料金がとてつもなく高かった時だけに
あっという間に送信ができて本当に驚きました。
今やメールは無料、Skypeも無料。世の中の進歩が怖いです。
メカに弱い私にとって、携帯電話は移動式
公衆電話です(笑)
だからマニュアルをしっかり読むというより、「適当に」操作していると
それが意外にうまくいくのです。
でもメモしておかないと、次に同じ操作をできないのです・・(´゜Д゜`;)