<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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日曜日の朝。
妻の祭り関係のイベント取材に付き合わされた私は、マイカーを運転して目的地の山中へ向かった。
途中、ガソリンが減っていたのでコスモ石油のセルフスタンドに立ち寄って給油をしていると、ふと、後部のタイヤの空気がやたら減っていることに気がついた。

「もしかして..........」

コンプレッサーのところへ車を移動させ、タイヤに空気を入れようとしたら、スタンドの人が一言、

「お客さん。ここ、そこですけど、ボルト刺さってますよ」

タイヤには十字穴がくっきりと見てたネジの頭が「ポコッ」と顔を出していたのだ。

「とりあえず、すぐには減らないと思いますけど。早朝ですいませんね、修理するスタッフがおれへんのですわ」

タイヤはパンクしていたのであった。
恐る恐る、取材現場まで走らせて家に戻ってきたら、空気が若干減っているくらいで大きな問題にはなっていない。
でも、新しいタイヤに交換する必要があり、

「えらい出費や」

と近所のオートバックスに向かったのであった。

ところで、私は自動車のメーカーには多少のこだわりを持っているが、タイヤまで「ここのメーカー」というほどの拘りはない。
そこでオートバックスでは価格優先に選択することに決めていた。
但し、日本メーカーのもの、というのが条件だ。

「お客さん、このタイヤ、お安くなってますよ」

と店の人が推奨してくれたのはブリジストンのタイヤなのであった。
立派な日本メーカー。
A380やB747のタイヤを生産している世界でたった2つのメーカーのうちの一つ。
アメリカではファイヤーストーンタイヤといって、メジャーでもある。
クオリティは日本クオリティ。
申し分ない。

でも、私は店員さんに冷たくこう述べたのであった。

「ブリジストン、嫌いなんです。しかも大嫌い」
「あ、そうですか....」

私はブリジストンが大嫌いなのであった。
なぜなら、ブリジストンはあの鳩山由紀夫の母親の出身家で、その金でバカ息子二人を重要な国政の仕事をさせているのだと考えただけで、私のお金のたとえ1銭でも、ブリジストンに入ることは御免被りたいと思っているのだった。

実のところ、金持ちボンボンのオツムテンテンの政治家には、このような大企業の御曹司ないしは関係者が少なくなく、できればそういう日本をめちゃくちゃにしている「あかんたれ」どもに自分の金が流れていくことだけは敬遠したいというのが私の人情なのだ。

従って、スーパーマーケットではイオングリープでの買い物も好みではなく、できれば関西にいる時は買い物はイズミヤで、東京にいる時はライフで、ということにしている。
あの岡田克也にお金が回ることを少しでも食い止めたいと思う願望の結果なのである。

「そんなこと言うてたらナンボでもアカンとこありますよ」

と指摘されそうだが、民主党絡みだけではなく、例えば麻生セメントで作ったコンクリート住宅には住みたくない、というような自民党がらみのものもあり、こういう企業と政治家、とりわけ木偶の坊政治家との関係は政治資金規正法の情報公開よりも、より透明に公開していただきたいと思うところなのである。

ということで、タイヤは結局住友ダンロップの物を購入。
交換その他と一緒に〆て45000円の突然の出費に涙したのであった。

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