賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

バラ 「ゼフィリーヌ・ドルーアン」と「キャスリーン・ハロップ」

2014年08月20日 | バラ
「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター“花菜(かな)ガーデン”薔薇の轍(ばらのわだち)」から。

  
「ゼフィリーヌ・ドルーアン」と「キャスリーン・ハロップ」。
濃い色の方が「ゼフィリーヌ・ドルーアン」。
  
「ゼフィリーヌ・ドルーアン」は1868年にフランスのBizotが作出したブルボン系品種。
ローズ色の丸弁カップ咲き。甘い香りがある。
花弁数が約20枚と少ないので咲き進むときに弁端が外側に反り独特の花形になる。
トゲがほとんどなく管理しやすいが、うどんこ病に弱いので誘引時に枝と枝の間を広くし風通しをよくする。
  
「キャスリーン・ハロップ」は「ゼフィリーヌ・ドルーアン」の枝変り品種で花色以外の性質は同じ。
1919年にイギリスのA.Dicksonが作出。


「ジェイムズ・ヴィッチ」の撮影データはこの1輪だけ。
1865年にフランスのVerdierが作出したモス系のオールドローズ。
赤紫色のロゼット咲きで咲き進むとグレーがかった赤紫色に変化する。強い芳香がある。
花梗、蕾が細かい腺毛(モス)で覆われている。モス系品種の中でも特にコンパクトで鉢栽培にも適す。