賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

イングリッシュ・ローズ 「チョーサー」

2016年08月13日 | バラ
5月13日に生田緑地ばら苑で撮影した

「チョーサー」。イギリスのオースチンが1970年に作出した初期のイングリッシュ・ローズ。


淡桃色のカップ咲きの大輪で強いミルラ香の香りがする。


「カンタベリー物語」の著者として有名なイギリスの詩人から名づけられた。



「ジュビリー・セレブレーション」は2002年の作出。
サーモンピンクの花色は外へ向かうにつれ淡くなり、中心部の花弁の裏はクリームイエロー。
大輪の豊満なカップの中はクォーターロゼット咲きになる。


甘いフルーツのような香りに、さわやかな柑橘系の香りが混在する。
流通名はエリザベス女王即位50周年を記念して命名された。


「ゴールデン・セレブレーション」は先の「ジュビリー・セレブレーション」の交配親。
作出は1992年でイングリッシュ・ローズのなかで最も大輪の鮮烈な黄金色のカップ咲き。
ティー系の香りにフルーツ系の香りが加わり、2000年の英国王立バラ協会の香りの賞を受賞。


こちらは2014年の春に平塚市の花菜ガーデンで撮影。

今回の三種は2009年5月18日に載せています。