
マツブサ科サネカズラ属の常緑つる性植物「サネカズラ(実葛)」。別名「ビナンカズラ(美男葛)」。

関東地方以西~沖縄、中国、台湾など暖かい地域に自生、暑さに強く丈夫な植物。雌雄異株だが同株もある。

雄花は中心部が赤く、雄しべが球状に集まっている。雌花は中心部が淡い緑色、雌しべが球状に集まる。

樹高3m~7m(つる性)、花径約1.5cm、花期7~9月。花言葉は「再会」「好機をつかむ」など。

13年1月に撮影した実。実(サネ)が美しいカズラ(葛)の意。また、ツルの粘液を整髪料にしたから美男葛。

果実は集合果で、複数ある雌しべの1つ1つに受粉させないと綺麗な形状の実にならない。
