
タデ科・イヌタデ属の一年草「タデアイ(蓼藍)」。別名が「アイ(藍)」「アイタデ(藍蓼)」。

本州の東北南部以西の太平洋側と四国、九州の低山帯・平野部に分布する。葉にインディゴ色素を含む。

古くから藍染めの染料に、また、葉は傷口の消毒や虫刺されに、果実は解熱や解毒に利用されてきた。

葉は幅の広い披針形(先端が尖り、基部はやや広い)で互い違いに生え(互生)、茎を抱くように茂る。

茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、米粒のような紅色の花をつける。白花もある。

草丈60~90cm、花期8~10月。花言葉は「美しく装う」「あなた次第」など。
