
マメ科ヌスビトハギ属の多年草「ヌスビトハギ(盗人萩)」。果実表面のカギ状の毛で動物などにくっつく。

北海道から九州まで日本各地の山野や道端に生え、日本以外にも東アジアを中心に広く分布する。

花がハギのような蝶型であり、花後の実が、盗人の足跡のように見え、ヌスビトハギと命名された。

花は薄紅色で小さい。茎の先端の方から数個の細長い総状花序をつけ、花序にはまばらに花がつく。

葉は先端が尖った3枚の小葉が一組になり、それぞれの長さは4~10cm程度。茎は木のように硬い。

草丈60~120cm、花径3~5mm、花期7~9月。花言葉は「略奪愛」。花色にはピンクや、まれに白もある。
