
キク科シオン属の多年草「ノコンギク(野紺菊)」。「野菊」を代表する植物の一つ。

本州、四国、九州の山地の草原などに普通に生える。日当たりのよい場所を好むが、半日陰でも育つ。

現在ノコンギクとして流通しているものの多くは、花色のより濃い園芸品種の「コンギク」だという。

葉は楕円~ひし形。互生し、両面に毛が密生。根際の葉は鋸歯が目立つが、花茎の葉には目立たない。

茎の先端から花序を出して咲いた一重の花は、青紫から薄紫、ピンク、白と花色に幅がある。

草丈40~100cm、花径1~3cm、花期7~11月。花言葉は「忘れられない想い」「長寿と幸福」「守護」など。
