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賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

「フユノハナワラビ」

2022年10月15日 | 

ハナヤスリ科ハナワラビ属の多年性シダ植物「フユノハナワラビ(冬の花蕨)」。別名は冬蕨、花蕨など。


花のように見えるのは胞子葉という胞子を包んだ袋をつけた穂。円錐状に球形の胞子嚢を多数付ける。


秋に出す胞子葉の姿が花が咲いたように見え、このような名前がある。胞子散布後、胞子嚢は枯れ落ちる。


全国に分布し、落葉樹林の林床、田畑の畦畔、土手、山野の草地など日当たりの良い場所に生育する。


類似種の「ナツノハナワラビ」は、春に芽生えて夏にかけて胞子葉を伸ばし、秋には枯れてしまう。


草丈20~50cm、穂の長さ4~10㎝、花期9~11月。花言葉は「再生」「再出発」など。


この画像をクリックするとダリア「夢芝居」を主にした秋田国際ダリア園で撮影したダリアのスライドショーが見られます。

「ボタンクサギ」

2022年10月14日 | 

クマツヅラ科クサギ属の落葉低木「ボタンクサギ(牡丹臭木)」。花言葉は「輝く美しさ」「友情」など。


小花が半球状に集まり枝先に咲く。細い筒型の小花は先が五裂し、四つの雄しべが花の外に突き出る。


中国中南部の原産。半球状の花を牡丹に見立て、葉に臭気があることからボタンクサギと命名された。


花色は紅色~紫色で、白い花を咲かせるクサギとの対比でベニバナクサギと呼ぶこともある。


また、かつては花の様子をくす玉に見立ててクスダマクサギと称することもあった。


樹高70cm~2m、小花の花径約1.6cm、頭状集散花序の直径約10㎝、花期7~9月。


この画像をクリックすると秋田国際ダリア園で撮影したダリア「夢芝居」を主にしたダリアのスライドショーが見られます。

「ルリマツリ」

2022年10月13日 | 

イソマツ科ルリマツリ属の常緑性低木「ルリマツリ(瑠璃茉莉)」。別名はアオマツリ、プルンバーゴ。


初夏から秋にかけて、長い期間にわたって咲く生命力旺盛な花木で、南アフリカ原産の熱帯性常緑低木。


幹は直立して枝分かれし、先端はつる状になる。葉は長楕円またはへら形で先はややとがり、互生する。


淡青色の5弁の花びらからなる小さな花が、頂部に房状にかたまってドーム状に咲き、大変華やか。


園芸品種に、白花の「アルバ」、薄紫色の「ブルームーン」、濃い青の「インペリアル・ブルー」がある。


樹高0.3~3m以上、花径約2.5cm、花期5~10月。花言葉は「いつも明るい」「ひそかな情熱」など。


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「セキヤノアキチョウジ」

2022年10月12日 | 

シソ科ヤマハッカ属の多年草「セキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁字)」。関屋は箱根の関のことらしい。


日本の固有種。本州の関東地方および中部地方(愛知県以東)に分布し、山地の木陰に生育する。


同属のアキチョウジに似るが、本種のほうが、花序の苞が小さく、花柄が細長く無毛、花序の幅は広い。

茎に下向きの毛がはえ、断面は四角形。葉は対生し、長楕円状狭披針形、裏面に毛がはえ、葉先がとがる。


葉腋や茎先から集散花序を出し、やや一方に偏って花をつける。花は青紫色の2唇形花で、筒部が長い。


草丈60~100cm、花径約2cm(花冠の長さ)、花期9~11月。花言葉は「秘めやかな思い」。


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「ミゾソバ」

2022年10月11日 | 

タデ科イヌタデ属 の一年草「ミゾソバ(溝蕎麦)」だと思う。


東アジアに分布し、日本では北海道・本州・四国・九州の小川沿いや沼沢地、湖岸などに分布する。


葉は互生し、長さ4~10㎝の卵状鉾形、先が鋭く尖り、基部が耳状にはり出し、牛の顔のような形をしてる。


花は頭状花序に10~20個つく。花被は淡紅色~白、先の紅色が濃く5裂する。花柱は3裂。雄しべは8個。


かつては打ち身、切り傷、捻挫や打撲の薬草とされたが、現在は高血圧、肥満、リウマチに効くとされる。


草丈30~100cm、花径1cm以下、花期8~10月。花言葉は「純情」「風変り」など。


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「ダンギク」

2022年10月10日 | 

クマツヅラ科カリガネソウ属の多年草「ダンギク(段菊)」。段々になって咲くことが名前の由来。


主に九州・対馬の日当たりの良い草原や岩場で見られるが、環境の変化で絶滅危惧Ⅱ類に登録されてる。


園芸店などで、ポット苗を買って育てることが多いが、タネから育てることもできる。


花期には茎の葉の付け根に花序を出し、茎を囲むように小さな花を多数密生させ、段になって咲く。


花は唇形で、長い雄しべと雌しべが花弁から突出る。花色は淡青紫色が多いが、ピンクや白花種もある。


草丈50~80cm、花径2~3mm(ガク片)、花期9~10月。花言葉は「忘れ得ぬ思い」「悩み」など。


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「マツカゼソウ」

2022年10月08日 | 

ミカン科マツカゼソウ属の多年草「マツカゼソウ(松風草)」。口にすると下痢や腹痛を引き起こす。


日本の本州の宮城県以南、四国、九州に分布し、山地の半日陰で湿気のある林縁などに生育する。


葉は互生し、3回羽状複葉で不ぞろいの小葉は倒卵形から楕円形。もむとミカンと同じ香りがする。


枝先の円錐状集散花序に白色の花を多数つける。長さ不ぞろいの雄蕊は6~8個で、4個ある花弁より長い。


草丈50~80cm、花径約1cm以下、花期8~10月。花言葉は「倦怠期」「揺らめく恋心」など。


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「ナンテンハギ」

2022年10月07日 | 

マメ科ソラマメ属の多年草「ナンテンハギ(南天萩)」。別名「フタバハギ(双葉萩)」は葉が2枚あるから。


また、食用可能な山菜として親しまれる野草で「アズキナ(小豆菜)」という別名もある。


葉がナンテンの葉に似ているからつけられた名で、2つの小葉が1組みになった複葉が互生している。


北海道~九州と広い範囲に分布し、日当たりが良い山野の草地や土手、林縁などに自生している。


葉腋から長さ30~100mm程度の総状花序を出し、紅紫色のハギに似た蝶形花を片側に偏って多数つける。


草丈50~90cm、花径約1cm、花期6~10月。花言葉は「思案」「内気」「溢れる愛情」など。


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「タデアイ」

2022年10月06日 | 

タデ科・イヌタデ属の一年草「タデアイ(蓼藍)」。別名が「アイ(藍)」「アイタデ(藍蓼)」。


本州の東北南部以西の太平洋側と四国、九州の低山帯・平野部に分布する。葉にインディゴ色素を含む。


古くから藍染めの染料に、また、葉は傷口の消毒や虫刺されに、果実は解熱や解毒に利用されてきた。


葉は幅の広い披針形(先端が尖り、基部はやや広い)で互い違いに生え(互生)、茎を抱くように茂る。


茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、米粒のような紅色の花をつける。白花もある。


草丈60~90cm、花期8~10月。花言葉は「美しく装う」「あなた次第」など。


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「サネカズラ=美男葛」

2022年10月05日 | 

マツブサ科サネカズラ属の常緑つる性植物「サネカズラ(実葛)」。別名「ビナンカズラ(美男葛)」。


関東地方以西~沖縄、中国、台湾など暖かい地域に自生、暑さに強く丈夫な植物。雌雄異株だが同株もある。


雄花は中心部が赤く、雄しべが球状に集まっている。雌花は中心部が淡い緑色、雌しべが球状に集まる。


樹高3m~7m(つる性)、花径約1.5cm、花期7~9月。花言葉は「再会」「好機をつかむ」など。


13年1月に撮影した実。実(サネ)が美しいカズラ(葛)の意。また、ツルの粘液を整髪料にしたから美男葛。


果実は集合果で、複数ある雌しべの1つ1つに受粉させないと綺麗な形状の実にならない。


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「カリガネソウ」

2022年10月04日 | 

シソ科カリガネソウ属の多年草「カリガネソウ(雁草)」。花の形を雁に例えて名付けられた。


本州~九州の低山の林縁に生え、強い臭気がある。別名「ホカケソウ(帆掛草)」とも呼ばれる。


葉のわきから長い柄を持つ集散花序を出し、青紫色で球状のつぼみがつき、まばらに花を咲かせる。


花弁は5枚で、上に2枚、下に左右へ広がる形で各1枚ずつ、一番下の大きな花弁は舌状で紋様が入る。


草丈60~100cm、花径約1cm、花期8~9月。花言葉は「清楚な人」「誠実」「楽しい思い出」など。


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「ボタンヅル」

2022年10月03日 | 

キンポウゲ科センニンソウ属の半低木「ボタンヅル(牡丹蔓)」。汁にアルカロイド系の有毒成分あり。


本州、四国、九州に分布する。つる性で、葉の様子がボタン(牡丹)に似ていることが名前の由来。


センニンソウとよく似ていて見分けが難しいが、葉が3枚葉で、ボタンの葉に似ていることで見分ける。


花は直径約2㎝の白色で、多数つく。十字形の花弁に見えるのは萼片で、萼片の外側に毛が生える。


草丈はつる性で、花径1.5~2cm、花期8~9月。花言葉は「休息」「心地よい空気」など。


日当たりの良い山野に生え、つるを伸ばして木や草、電線やガードレールなどにも絡み、こんもりと茂る。


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「マツムシソウ」

2022年10月02日 | 

マツムシソウ科マツムシソウ属の二年草(多年草)「マツムシソウ(松虫草)」。


北海道~九州に分布する日本の固有種で、日当たりのよい高原の草地や開けた荒れ地に生育する。


小花の集まりの花は、半球形で紫色をした花が一輪ずつ咲く。中心部の花は筒状で先端が4~5つに裂け、


周辺部はより大きな唇形で裂片が外側へ突き出す。松虫の鳴く頃に開花することが名の由来という。


草丈60~90cm、花径4cm、花期8~10月。花言葉は「風情」「魅力」「叶わぬ愛」など。


抽出液には血液を流れやすくし、血管内での血小板凝集を抑制する作用があり、抗高脂血の薬草とされる。


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「ハッカ」

2022年10月01日 | 

シソ科ハッカ属の多年草「ハッカ(薄荷)」。別名が「メグサ(目草)」や「メザメグサ(目覚め草)」。


日本各地のやや湿った土地に自生し、ハッカ油(主成分メントール)をとるために栽培もされる。


葉は対生し、狭卵形から長楕円形で長さ2~8cm、縁がギザギザの鋸歯がある。


根(地下茎)で増え、地上茎の断面は四角く、上部の葉腋に淡紫色か白色の唇形花を輪状に多数咲かせる。


草丈20~60cm、花径約5mm、花期8~10月。花言葉は「効能」「迷いからさめる」「美徳」など。


香りの違う洋種ハッカに、セイヨウハッカ(ペパーミント)、ミドリハッカ(スペアミント)などがある。


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