花の雨、春鏤めて

花降る雨、透ける色彩と光と、

こんばんわ、嵐のち晴れだった神奈川です。
通り道の公園あたり、庭木の梢、その下は薄紅の花が積もっていました。
見あげる梢は紅の萼が鮮やかで、晩春の酣を兆す若葉が明るいです。
それでも残っている花は落陽ふくんで、黄金の梢になっていました。

いま第63話「残証６」加筆校正がほぼ終わりました。
七機付属寮に戻った周太の美代と光一との対話です、すこし珍しい面が出ています。
このあと今朝UPの短編連載「雪花の掌３」加筆校正いたします、倍くらいになりそうです。

雨ふくんだ桜の落花は、桜貝と本当に似ているなと今日改めて思いました。
桜が散るのは何となく寂しいですが、花は散らないと実は無いですからね。
そんな姿を見ていると、描いている小説の運命めぐらす変転と重なります。

取り急ぎ、