萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

花の色は移り、

2013-04-16 18:47:12 | 雑談
春の陽透ける、そして季は 



こんばんわ、青空の美しかった神奈川です。
ゆるやかな風に、名残の桜が空高く吹いていきました。
こういう日に、なんだか懐かしい春の時間をあれこれ想っては、いわゆる惜春の想いです。

写真は鬱金桜です、あわい萌黄色の八重桜になります。
一重咲でもっと黄色が強いレモンイエローの木もあるそうです。
これが咲くと春も酣、藤の花や躑躅も咲いて豊麗な晩春の色彩あふれます。
そういう花々でも自分がナンダカ好きなのは、山桜と野すみれと山吹です。

先日ちょっと田舎に行った時、祖母が昔語りしてくれました。
幼いころの自分は、歩いている道端の野花を摘んでは母や祖母に見せていたそうです。
言われて見れば記憶が確かにありますが、記憶にはオマケがついていて花だけが目的ではなかったなと。
原っぱの草を結んで罠を作るのに凝っていたんですよね、当時。そのとき見つけた花を母たちの土産にしていました。
祖母の記憶が美しい部分だけなことは幸いです。笑

昨夜UP第64話「富嶽5」と短編連載「暁光の歌3」加筆校正が終わりました。
今夜は「富嶽6」と短篇をUPする予定です。

新学期・新年度が始まり忙しい時期ですが、どうか心身とも風邪など気を付けて下さいね。








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